古布・和布・ちりめん細工と和の暮らし

縮緬細工をはじめ、和布、古布を使った小物作品の紹介。
着物、和の暮らし、鳥にまつわる生活雑感をつづる。

篤姫

2008-06-04 13:16:52 | 暮らし
NHKの「篤姫」が面白い。
原作者の宮尾登美子さんの作品は好きで結構読んでいるが、原作のイメージとは別にドラマの方も宮崎あおいさんの魅力と相まって大河ドラマのヒット作になりそうな気配。そして私はまた別の興味もあって最近目が離せない。先週亡くなってしまった草刈正雄演じる老中阿部正弘、阿部家一門は老中を多く輩出した幕府の重鎮であったが、父の祖父方は幕末時、奥州白河阿部家の家老職であった。また、父の祖母方は中村梅雀演じる大老・井伊直弼ゆかりの、母の祖父母は将軍家直属の直参旗本と辰巳琢郎演じる次期老中・堀田正睦の家臣で、それぞれの殿様が勢ぞろい、入り乱れての画策、謀略。この時代、お上も大変だけれど直属の家臣たちも大変だったろうね。~と思いながら先祖の書き残した古文書(?)を繰ると、幕末近くなるとそれまでの整然とした記述から一変、風雲急を告げる様子が細かく日記風に書き綴られており、その後の戊辰戦争では沖田総司と同郷で若干22歳で命を落とした若者もいて、ドラマの進行と共に拙宅の歴史を紐解くべく、読めない筆文字の解読に励む日々である。

さて話は変わりますが、高畑淳子さんの本寿院(写真中央)、お定まりの切り下げ髪に被布姿ですが、大人のお被布も良いものですね。知り合いのご婦人が心臓が弱く帯を締めるのが不安で、それでも着物を着たいので、袖なしの被布を縫ってくれる方を探しています。なかなか見つからなくて困っていましたが、今回画面をじっと見てみると道行コートを改造して丸衿と房を付ければそれらしくなるかな~と…。
お被布を着れば、帯の苦労から開放され楽に着られますし、古式に則ったものですので最近の二部式着物のようにおかしくないし。
着物のNew Fasionとして熟女のお被布を流行らせませんか?


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1 コメント

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Unknown (秋田犬)
2021-05-05 16:26:47
草刈正雄さん亡くなってませんよ!!
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