酒田雛街道の展示が4月3日までなので、最終日にかけて教室の合間に酒田に行ってきました。
[user_image
金曜日、夜行バスで向かって途中通過の月山はまだ雪深く
酒田名物 笹巻で朝食
町のあちこちに有名な獅子頭が鎮座
酒田雛街道20周年記念誌と庄内傘福研究会の冊子
本間美術館内部は撮影禁止なのでお庭だけ
あいおい工藤美術館は今回一番行きたかった所。
古傘福の研究者である工藤幸治氏にたっぷりとお話を伺う事が出来ました。
古傘福を数多く展示している清亀園
昔の傘福のばらばらになったパーツ写真を撮らせて頂きました
ホテルの窓からは古い米倉で今は酒田夢の倶楽となっている山居倉庫が見えます。
ゆったりと広い部屋で寛ぐ相棒
夕食は飲み物やサラダ、スープも付けても3,000円でリーズナブルで美味しいレストランRavi
翌日は豪奢な湊町文化を伝える相馬楼
本間様には及びもないが…の本間家旧宅には各部屋に立派な雛飾り
国指定史跡の廻船問屋であった旧鐙屋
傘福の元祖、亀傘鉾を展示する夢の倶楽
豪華絢爛な野点用の傘に吊るした傘福がずらりと並ぶ山王くらぶ
市立博物館では酒田のお雛菓子の写真も撮らせて頂きました
豪商の町、酒田には貴重な古い京雛がたくさん残っていて立派な建物と共に見どころが随所に。
でも一番びっくりしたのは、最後に何気なく入った清水屋さんで売られていた昔の雛段飾り。
つい先ほど 見て回った美術館に引けを取らない立派なお雛様、中には京都の丸平さんのもありました。
聞けば一般家庭から販売を委託されたもの。すでにいくつか売れたという話でしたが中には内裏様と官女だけ欲しいという客もいて後のお供は置き去りという酷い話も聞きました。今迄100年も一緒に過ごした仲なのに、そんな可哀想な…。みんな一緒に連れ帰りたいと思いました。
丸2日間フルに歩き回って、翌日は教室があるので帰りはバスで30分余りの庄内空港からひとっ飛びで帰路につきました。
大満足の酒田雛巡り、来年は生徒さんとツアーを組んで是非また行きたいです。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます