藤田けい☆幸せブログ

読んだ人が、ホッとした気持ち、
明るい気分になってもらえたら嬉しいです。

雨の日の友達

2010年09月15日 | 日記
夕方6時過ぎ、すごい雨でしたね。
外に出るまで、雨が降っていることすら知らなかった私。
驚いて思わず、横に立っていた少し年上の女性に
 「いつから降り出したんですか?」と聞くと
 「降り方があまりに激しいから、ちょっと待ってるんですけど」と困り顔。
仕事帰りでしょうか、シックなファッション、キャリアウーマン風の美人でした

私も小さな日傘しか持っていなかったので、雨が小降りになるのを待つことに。
 「何だか、ますます激しくなってきましたね」と私。
 「駅からお家まで、遠いの?」と彼女。
しばらく話しているうちに、どうせなら近くにあるスタバかタリーズで、
コーヒーでも飲みながら、座って待ちたいなあって。ケーキ食べたいし・・・
彼女も同じことを考えているらしく、チラチラこっちを見て、何か言いたげ。

 「あの・・・」もし良かったらお茶でも・・・と言いかけたとき
遠くで雷が鳴り出しました
これはヤバイ 少々待っても、雨は止みそうにありません。それなら、もう帰らないと。

 「頑張って、走ります」と私。
 「そうですか。私は、もう少し待ちます。お疲れ様でした」まるで仕事仲間のように、手を振って見送ってくれました。
後ろ髪を引かれつつ・・・水が溢れて川になっている道路を、全力疾走で帰りました

家に着いて、濡れた靴に新聞紙を詰めたり、お風呂を沸かしたりしている間に、
雨はすっかり止んでいました。
 「あ~これなら、あと1時間ぐらい、あの人と待ってたらよかったなあ」後の祭り

気が合いそうだったので(なんとなく分かるよね)、
お友達になれたら、最寄り駅が同じだなんて素敵なのに~。ちょっぴり残念です