野の花を添えて、綾便り

綾のお花、綾情報をお届けします。

6月は、アジサイが満開でした。

2010-07-04 01:08:06 | 古嶋のお花

古嶋のテーブルのお花。
庭のお花でアレンジしました。


6月は、梅ゼリーが喜ばれました。


古嶋の玄関先の、真っ白なアジサイ。
私の一番好きなアジサイです。
白は美しい。
このアジサイは、綾に家を買った20年前に
母が、挿し木で増やしたものを、玄関先に植えてくれました。
思い出のあじさいです。
今年は、たくさんの白い花をつけ、
たくさんのお客様へ、挿し木用に、さしあげました。

ピンクのアジサイは
近所の方からいただいた、アジサイのお花を
室内で楽しんだ後に、
私が挿し木で増やしました。
古嶋の奥の庭に咲いています。
大きな株になりましたので、
思い切って選定をする予定です。
挿し木用にほしい方は、
ご来店のときにお尋ねください。


このアジサイは、裏の駐車場のところに咲いています。
母が挿し木で増やしたものです。
涼しげな景色が、美しいです。

アジサイは育てやすいお花です。
今、大雨で大変な時ですが、アジサイの挿し木には良い時期です。


挿し木は、このように、切ってポットに挿し木をします。
木漏れ日が当たる、日陰においておきます。
古嶋は、室内で楽しんだ後に、花芽を取ってから
茎を、斜めに切って、じめじめした庭に挿しておきましたら
成功しました。
選定の時期は、花が終わる、6月の後半から7月の中ぐらいまでに
おわらせます。
思い切って切っても枯れません。
これは、アジサイに詳しいお客様から教えていただきました。

先日、そのお客様の庭にお邪魔しましたら、
公園のような素敵なアジサイロードができ、
TVでも紹介されたそうです。
来年のブログでご紹介いたしますね。

白木蓮の花

2010-03-01 22:56:41 | 古嶋のお花



古嶋の裏の駐車場には、白木蓮が満開です。

白木蓮。

いつもこの時期に、テーブルに飾ります。
お店を始めるころに、記念樹として植えました。

白木蓮は、
つぼみを生けます。

お客様が、古嶋でお食事をされるひととき、

テーブルに生けてある、
白木蓮のつぼみがゆっくりと開きます。

神秘的な花の花弁がのぞきます。

デザートのころには、
ほっかりとふくらみ、
白い花びらを、大きく広げます。

私を見てください。

本の数時間の、ステージです。

古嶋の好きな花の色は、白。

庭には、ノースポールの白い花をたくさん植えています。

白といえば・・・

古嶋は、家族みんなが、竜馬役の福山クンの大ファンですが

彼がおおみそかの、紅白の時に着ていた白い衣装の
白が印象に残っています。
少し切ない歌と白い色が良かったですよね。
白い粉雪も、美しかったです。

裏庭の白木蓮を見上げた時に
なぜなのか
彼の白い装いを思い出しました。

いつか、古嶋に来てくれる日をイメージしながら
明日も白い花を生けましょうか?

ヒマラヤの桜の花のプレゼント

2010-01-29 21:31:25 | 古嶋のお花

写真は、ヒマラヤの桜。
濃い目のかわいいピンクで、日本の桜のような花
日曜日ぐらいまで、古嶋で楽しめます。

本日
以前お世話になっていた、森本さんという樹医の先生がご来店。
最近は、母が森本さんにお世話になっています。
<巨樹を見る会>という会に入って、
宮崎のいろんな樹を見に出かけています。
今日は母が、先生を連れてきてくれました。

わたしは、
以前、パースのお仕事をしている時に、
宮崎都市環境研究会という、宮崎の未来を考える勉強会の会で森本さんと知り合いました。
おおらかで、とても素敵な方です。

宮崎の山の事ならとても詳しい、樹のことも良く知っていらっしゃいます。
樹医でもあります。

ヒマラヤが大好きで、もう何度も行かれています。

ヒマラヤでいただいた、桜の小さな樹を
自宅のお庭で、大切に育てていたそうで、
ちょうど今日が8部咲き。

桜のお花と、椿の花を古嶋に届けてくださいました。


森本さんは、椿の事となると熱心です。
お店の入り口にあるつばきをみながら・・
この椿はいい、中の芯が白くてきれいでしょ
そして形がいいね。・・・と暑く説明してくれました。(写真)


お店横の紅葉の樹が元気が無く。
粉のような木屑が出て、虫食いのようなので、
森本さんに見ていただきました。・・・

<虫のすむ穴に<スミチオン>という薬をスポイトで
たらしこむと、虫がいなくなり、
元気になりますよ。大丈夫・・・>
とアドバイスを受けました。
良かったです。

きょうも、楽しいお客様と、過ごすことができました。
ありがとうございました。




楽しい句会のひととき

2009-09-19 16:14:43 | 古嶋のお花


 紅萩の触れては終の花こぼす



        曼珠沙華ぽつんと離れても赤し



  山城へ続く道なり乱れ萩


今日は句会のお客様でした。

当店の庭先の花を読まれました。

来る途中、稲穂が干している様を見て。

  晴天の家族総出や稲架ふすま

この4点を、ご紹介いただきました。

楽しそうな皆さんを見て、
私も一つ作ってみたのですが、
チェックをしていただきましたが・・・笑い
まったく初心者で、ここではご紹介できません。

ヒグラシが鳴く声と共に
句会の皆さんの楽しそうな声が、なかなか風情あるひとときでした。


ありがとうございました。




菊芋の花が咲きました。

2009-09-06 23:15:00 | 古嶋のお花

写真は菊芋の黄色い花

昨年の暮れに、カフェジールにて
波多野毅氏の講演会がありました。
主人と参加したときに、初めて知った菊芋です。

会場にて種芋を購入し、今年4月に植え、
8月の終わりごろより
ひまわりのようなお花が咲き始めました。

今日主人が畑から摘んできまして、
私が生けました。
これからたくさん咲きますので、
菊芋の花でいっぱいにしようと思います。

菊芋は、イヌリンという成分がたくさん含まれていて
糖の分泌のバランスを整えてくれるので
糖尿病患者には、おすすめの食材です。
生姜のような球根を食します。

古嶋の冬の料理に使おうと
畑仕事の好きな、主人が
自家栽培をいたしました。
もちろん完全無農薬です。

アメリカではある医師が紹介して
爆発的な人気で、たくさんの糖尿病患者が
救われたそうです。
ひそかな人気者。

古嶋の冬メニューお楽しみに。

ターシャ・チューダーの素敵なお話。

2009-06-29 23:25:45 | 古嶋のお花

今日は、6月らしい雨模様。

雨の中、ご来店ありがとうございます。

その中に、<ターシャの庭に行ってきました。>
というお客様がいらっしゃいました。

当店には10冊以上のターシャの絵本や写真集などがあります。
それをごらんになって、私がファンである事を感じられ、
とても素敵なお話をしていただきました。

彼女はツアーで、昨年のちょうど今頃、ターシャの庭をおとずれたそうです。
案内の方から、ターシャの体の調子が良かったら、
お庭で姿が見られるかもしれません
というコメントがあり、楽しみにされていたそうですが
残念な事に、
その日の朝に、彼女は遠いところへ旅立ちました。
庭を見る事ができないかも、という心配はつかの間
ターシャのコメントが残されていたそうです。
<どうか悲しまないでください。わたしの庭を楽しんでください。>
というような、手紙が残されていたそうで、
皆さんとても感激したそうです。

ターシャは本の写真そのままに・・・
その寝室で、眠るように亡くなっていたそうです。

体が弱くなっていると知っていましたので、病院か
もしくは、子供たちの家で、療養しているとおもっていました。

彼女らしい最後で、良かったと思いました。

そして不思議な現象が、たくさんあったそうです。

庭をみんなで散策している時に
風も吹いていないのに、足元の葉っぱや、
木の葉や、花々が、ゆらゆらとゆれ・・・
とても美しい、不思議な光景だったそうです。

帰りの道中では、ダブルの美しい虹が空にかかり
ターシャからのプレゼントのよう。

翌日の新聞では、めずらしい現象であると
紹介されたそうです。

また、本に紹介されている
世界一ハンサムな雄鶏とターシャがいっていた、
にわとりの彼は、一日中ないていたそうです。

コーギー犬も、寂しそうで・・・
みんな知っていたのでしょう。

お話をうかがい、感動し涙が出てきました。
6月が命日、一年忌のこの月に
素敵なターシャからのプレゼントをいただいたようで、
いつか訪れてみたいという想いが、
引き寄せていただいたような、お客様との出会いでした。

写真は、ターシャのDVD
NHKで放送されたものから、
<ターシャからの贈り物>
メディアファクトリー販売・4500円<税別>
国富の田中書店で見つけ、購入したものです。







蛍袋・・つりがねそう

2009-06-17 11:57:15 | 古嶋のお花
毎年咲いてくれる、蛍袋

今年も咲きはじめました。

どこからか、種が飛んできたらしく、
小鳥が持ってきたのでしょうか

花は、住む場所を知っていて、
咲いてほしい場所に、
毎年咲いてくれます。

ブルーの花は、あじさい。

母からプレゼントしてもらった
ミュンシャの絵とともに・・・


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ききょう科.多年草.日本、中国、などに分布
”つりがね草”、”とうろう花”、”ちょうちん花”とも呼ばれる

蛍袋という和名は、
捕まえた蛍を入れるのに用いた花からという説がある.


あじさいの花

2009-06-15 15:22:02 | 古嶋のお花
庭のアジサイが咲きました。
昨年は、遅くまで枝を切らずに、
枯れたお花も、枝に咲かせたまま、
ドライフラワーのように楽しんでいまして・・・
枝を切る時期が遅すぎたのでしょうね?

今年は、あまりお花が付いておりません。
残念。

今年こそは、時期を逃さないように選定し、
来年の6月は、アジサイの花畑にしたいとおもいます。

今日は、アザミの小さなお花を見つけ、
添えてみました。
葉っぱは、ツルニチニチソウ。
微妙な色のハーモニーに、ひととき、感動。


アジサイの花。

2009-06-09 14:29:48 | 古嶋のお花
庭のアジサイを、
ひな人形のお膳に飾りました。
プラスチックでできているので、
洗えばきれいになります。
日々、いろんな花器の代用品を探しております。

最近読んだ本で、
<利休にたずねよ>
物語の流れも楽しめますが・・・

お茶をたてる情景が、目に浮かび
侘び好きの方には、とても楽しめる本です。

ただの土くれに、どうして高価な価値があるのか?
誰が決めるのか?
という質問に、
わたし<利休>がきめる。という問答がありました。
これは感動しました。

美に対して、絶対的な自信を持ったオンリーワン
この時代に生きて、逢って見たかったです。
きっと私生活も美しかったのでしょうね。

この本に感化され、
私生活も美しく、無駄なくと
まずは、部屋を掃除し始めた、最近の私です。
まずは、捨てる事でしょうか?私の課題。







大山蓮華の花

2009-05-23 00:27:07 | 古嶋のお花
当店の裏の小高い山に住む、仙人のような陶芸家。原田さん
今日は、お店が終わってから、お客様とアトリエにうかがいました。

自宅の居間には、不思議なものと一緒に、彼の暖かな作品でいっぱいです。

ミヒャエル、エンデのモモの世界のような。

私は、お宅に伺うのがいつも楽しみで、
心癒される大好きな空間です。

棚の中から、何点かお店用に選びました。
栗。桜。葡萄。・・・釉薬の種類で色が微妙に変わります。

二時間近くおいとまし、いろいろなお話をうかがいました。
帰りに、大山蓮華の花をいただきました。
明日は、部屋いっぱいに、このはなの優雅な香が
香るでしょう。
モクレン科の一種で、お茶花として昔から、愛されているお花だそうです。