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高知新聞から取材を受けました。
詳しく取材をされ、
「こけら寿司って、どんな味ですか?」と、尋ねられました。
どんな味?・・・
柚子酢と鯖の味の爽やかな味?
ありきたりの事しか言えなかったのに、取材中の話からうまくまとめて頂きました。
さすが高知新聞のライターさんです。
『地域の記憶を刻む味』
そうです。そのとうり!
『こけら』の向こうには、
早朝から親戚が集まり『こけら』を押し込み、
いろんな寿司、刺身 煮物 揚げ物 羊羹 果物などを大きな皿鉢に盛って、お客をした思い出がある。
もうなくなってしまったような野根の『よばれ』
恥ずかしくない皿鉢にしたいから、一年かけて材料を揃え、柚子酢も構えておき、お米がご馳走だった時代に『こけら』はいっぱい米が必要で、準備に苦労した事でしょう。
時代は変わり、もう家で皿鉢を作って『よばれ』はしなくなり楽になりましたが、
少し寂しいものがあります。
こけらずしは地域の記憶を刻む味。
高知新聞 『土佐・民の営み』に拍手。です。
高知家の未来会議 高知家の未来ニュース
東洋町、室戸市に伝わるコメをぜいたくに使った『こけらずし』
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