sweets-party***sweetly-home

おいしくって嬉しい優しい気持ちになるようなお菓子を作りたい。
そんなわたしのお菓子の記録です。

休ませる方法

2024年10月15日 06時51分32秒 | 日記
言葉でどれほど言っても
休まなかったあなたを、
休ませる方法が、
他にあっただろうか?

風邪はいつも、
僕に優しい。
僕はいつも、
僕にきびしい。

~さとうみつろう さんの言葉より~


インフルエンザになって全身が痛くて寒くて動けなくて
高温のシャワーを浴びても寒くて風呂の中でも、出てからも二度もひっくり返ったのに
起き上がって仕事に行くわたしを
(体温35°代で熱が出なかったんだよね。職場の人にただの筋肉痛よって言われて休めなかったもんね)

血管切れたよね?と思うほど酷い頭痛になっても、強い薬を打っても、処方された抗うつ薬を飲んで薬が強すぎて変な顔になって幻覚でふらふらしても仕事に行こうとしてシャワー浴びて頭も乾かすことが出来ず化粧も出来ず、それでも走って駅に着いて電車待ちながらホームに落ちそうになっても、電車から降りて駆け足でエスカレーター登って
遅刻せずに早番で一人でお店を開けた時も、

いくらお金が欲しいからって、そんな状態で仕事に来るなんて迷惑だと、同僚に嫌味を言われた時も、

助けてと言うことができず、言っても助けてもらえず、生きるため生活するため

こどもを守るためだと休まずに働いて、

痛みで2時間おきに痛み止めの薬を飲んで身体から薬の匂いがする時も、

あまりの痛みで一人になった時にしゃがみこんで頭抱えて痛いよ痛いよと言うのに、他の人が来たら立ち上がって笑顔で『いらっしゃいませ』と言うわたしを

始発の電車に乗るために駆け足で遅刻するのではと不安になりながら
日の出前のまだ暗い道を走るわたしを

コンビニで眠気を飛ばすためにドリンク買って朝も夜も飲んでいるわたしを

帰りは夜の12時で、子宮が落ちるような感覚でお腹抱えながらトボトボ歩くわたしを

最終的に薬を断ち切って2ヶ月で自力で痛みを治したわたしを

たとえ母さんが死んでも、絶対にバレエをやめないでね、と息子に言ってしまうわたしを

『わかったよ』と15歳の息子に言わせてしまったわたしを



不安と恐怖を抱えて、真夏なのに猛吹雪にいるように寒くて怖い気持ちになるのに

頑張らなきゃといつも言うわたしを




死にたい、何もしたくない、と口から出て言うくらいに

頭をぼーっとさせて
動けないようにしなければ、動き続けるこのわたしを




強制的に休ませる方法が
他にあったのだろうか

わたしの身体はいつも私に優しい。

私はいつもわたしにきびしかった。



本当にごめんね。

本当にありがとう。


良いこ良いこ 

私はわたしをぎゅっと抱きしめる。


わたしの身体は

私にとても優しい。

2018年1月3日 東京のアパートで

息子の作る作品は本当にとても可愛い。



大変だったけど、

全て良い思い出

この世はね


金色にきらきら光るひかりだよ