クロアチアに来て息子のアパートで暮らして二か月弱になります。
毎日アパートから近くのSPARスーパーに買い物しているのですが、私達はわからなくてもおそらく周囲の人達には私達アジア人の存在は知られているのでしょう。
先程買い物から帰ってアパートの入り口に入ろうとしたら、金髪の美しい女性が同じくアパートの入り口玄関ドアを開けようとしてる所で、こちらの方を見て手を振るのです。
ちなみに玄関ドアはオートロックで、番号を入力しないと開けられません。
はて?
私の後ろ側に知り合いでもいてその人に手を振っているのかな?と思っていたら、その女性は私が入るまで玄関ドアを開けてくれていました。
Hvala フヴァーラ(ありがとう)と笑顔で言いましたが、
私の発音で相手に言葉は伝わったのでしょうか…?
相手の若い美しい金髪の女性ににっこりと微笑まれて
もう、ドキドキしながら部屋に入りました。
クロアチア語はもちろんの事、英語も全く話すことの出来ない私
あー、情けないなぁと思います。。。
クロアチアの人は本当に親切で優しい人が多いです。
親切にされると、恥ずかしくてたまらなくなります。
もう小っ恥ずかしくなります。
私は日本で外国人に会っても優しく親切に出来ないな、
自分自身を振り返ってとても恥ずかしくなりました。
あー、、、
言葉が喋れたらどんなに気持ちが楽になるでしょうか…
とりあえず、毎日同じ服だけど、化粧はして身だしなみが汚い印象にならずに、笑顔でいるように気をつけよう。。。
と、
それだけでも思い反省しております。
私は海外旅行の経験が一度だけあります。
結婚前、今の夫とお付き合いをしていたときに2人でエジプト旅行をした時だけです。
息子がスイスに留学しましたが、最初から卒業までずっと一人で行かせていました。
学校の手続きや色々な事はスイスの寮母さんが全てしてくれていたので、親が行かずとも息子は留学することが出来ていました。
スイスの日本人学校(中学)の卒業式も親の代わりに寮母さんが行ってくれました。
母親として息子に寄り添えない複雑な気持ちがありましたが、息子へのサポート体制がとてもしっかりしていて、私たち親は安心して留学させることが出来ていました。
一度も親が学校に行かないなんて、未だかつて全ての学生の中でもうちだけだろうね、と息子と話します。
でも、そんな家庭でもちゃんと卒業する事が出来て、
私達は周囲の全ての方々に感謝の気持ちばかりです。
息子は留学してそのまま今も海外で生活していますが、
私は潜在意識の中で自分がきっとそうしたいと思っていたのだなあと、
クロアチアに来てから思いました。
自由に自分の力で世界を飛び回れるように、
海外の人とスムーズに会話が出来てコミュニケーションが取れるように
本当は自分がそうなりたかったから
子ども達にはそうなってほしいと
潜在意識で強く思っていたのだなと思いました。