試合後、連盟、病院から携帯に次々と入る報告と事実確認の連絡。
帰りのバスでは全て悪い方向にしか考えられず頭が真っ白。
変な話、骨なら何本折っても平気だけど、後遺症だけは・・・こればかり。
結構パニクってホント涙出そうだった。
バスで宿舎到着後、皆は気が気でないが、まずは一旦予約してた店で
打ち上げを行わせるなか俺だけ即病院へ。病院到着し、医師より検査結果を
待つよう指示される。待つ事1時間半。彼との面会ができるとの事。
行ってみたら「拍子抜け」
全身固定されつつもすげー元気で、どこそこに管通されて痛てえよ~笑♪だの
ギャグ飛ばすわで逆に安心し過ぎて泣きそうな俺。
「あの後試合はどうだった・・・?」「ん・・・ああ、負けたよ」
「そっか・・・すまねえな」「いいんだよ。それより早く元気なれよ」
「ああ・・・。分かった。」
医師よりいろいろ説明受けたり、家族の代理で署名したりで落ち着いたところで
集中治療室へ移動・・・そこはすごい場所だった。
薄暗い明かりの中で黙々と動く看護婦と医師。周りには全身管だらけで
「ヒューヒュー」息だけしている患者ばかり。中にはそれを看取っている家族。
こんな緊急時なのに、医療現場の凄みを体感し驚く俺。
そんな何とも言えない空気の中で入院説明を受けたり、
家族への連絡を入れたり・・・。
手続きも終わり、ここから先はご遠慮下さいと言われる。
「じゃあ、俺行くな。明日また来るから頑張れよ」
「おお。いろいろありがとな。みんなにもよろしくな・・・」
気付いたら深夜2時。結構経ったんだな・・・。
最悪の事態は避けられた喜びを皆にメール。店では歓喜の声が響いたとか。
宿舎に戻っていた皆に報告。明日みんなで行きましょう!と全員が一致。
その日はおとなしく就寝。
翌日は朝一から後輩数名と同じ東京の第2代表の応援に行く。こちらは
補強を強めた成果で現役高校生と大接戦。元日本代表なんてすげー足遅いのに
高校生で止められるの誰もいなかった。2ピリも終え、1点差の接戦。
普段俺らと接戦する第2代表が、昨日の俺らの大敗した高校生とほぼ同レベルの
高校生相手に大接戦を演じる。スポーツは分からない。
昨夜みんなで見に行こう!なんて行ってたチームメイトもすっかり見舞いの事な
ど忘れている模様。時間も無いのでこっそり1人席を立つ。みんな試合に夢中。
「まあ、あの試合はみんな見たいよな。仕方ない。」歩きながらそんなことを
考えつつ、ふと後を振り返る。
チームメイトの後輩達が後から来ていた。すげー嬉しかった。
みんなを背に歩いたけど、嬉しくて泣きそうだった。
初戦では負けたけど、ここまではるばる来て本当に良かった。
帰りのバスでは全て悪い方向にしか考えられず頭が真っ白。
変な話、骨なら何本折っても平気だけど、後遺症だけは・・・こればかり。
結構パニクってホント涙出そうだった。
バスで宿舎到着後、皆は気が気でないが、まずは一旦予約してた店で
打ち上げを行わせるなか俺だけ即病院へ。病院到着し、医師より検査結果を
待つよう指示される。待つ事1時間半。彼との面会ができるとの事。
行ってみたら「拍子抜け」
全身固定されつつもすげー元気で、どこそこに管通されて痛てえよ~笑♪だの
ギャグ飛ばすわで逆に安心し過ぎて泣きそうな俺。
「あの後試合はどうだった・・・?」「ん・・・ああ、負けたよ」
「そっか・・・すまねえな」「いいんだよ。それより早く元気なれよ」
「ああ・・・。分かった。」
医師よりいろいろ説明受けたり、家族の代理で署名したりで落ち着いたところで
集中治療室へ移動・・・そこはすごい場所だった。
薄暗い明かりの中で黙々と動く看護婦と医師。周りには全身管だらけで
「ヒューヒュー」息だけしている患者ばかり。中にはそれを看取っている家族。
こんな緊急時なのに、医療現場の凄みを体感し驚く俺。
そんな何とも言えない空気の中で入院説明を受けたり、
家族への連絡を入れたり・・・。
手続きも終わり、ここから先はご遠慮下さいと言われる。
「じゃあ、俺行くな。明日また来るから頑張れよ」
「おお。いろいろありがとな。みんなにもよろしくな・・・」
気付いたら深夜2時。結構経ったんだな・・・。
最悪の事態は避けられた喜びを皆にメール。店では歓喜の声が響いたとか。
宿舎に戻っていた皆に報告。明日みんなで行きましょう!と全員が一致。
その日はおとなしく就寝。
翌日は朝一から後輩数名と同じ東京の第2代表の応援に行く。こちらは
補強を強めた成果で現役高校生と大接戦。元日本代表なんてすげー足遅いのに
高校生で止められるの誰もいなかった。2ピリも終え、1点差の接戦。
普段俺らと接戦する第2代表が、昨日の俺らの大敗した高校生とほぼ同レベルの
高校生相手に大接戦を演じる。スポーツは分からない。
昨夜みんなで見に行こう!なんて行ってたチームメイトもすっかり見舞いの事な
ど忘れている模様。時間も無いのでこっそり1人席を立つ。みんな試合に夢中。
「まあ、あの試合はみんな見たいよな。仕方ない。」歩きながらそんなことを
考えつつ、ふと後を振り返る。
チームメイトの後輩達が後から来ていた。すげー嬉しかった。
みんなを背に歩いたけど、嬉しくて泣きそうだった。
初戦では負けたけど、ここまではるばる来て本当に良かった。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます