食道がんと闘う自然爺の活動

自然の中での暮らしに憧れ、自作の山小屋を起点に自然と戯れていたが、平成21年10月、食道・胃がんが見つかり手術。

手術の傷口

2012年02月03日 22時34分27秒 | 癌のこと

自然爺の活力源 自作の山小屋ライフ紹介

  http://www.megaegg.ne.jp/~yakumo/

 

 

昨晩は雪も峠を越えて降らないものだと思っていたが、深々と約15cmの軽

新雪を落としていた。冷え冷えとした夜だった。

布団から抜け出すのに、決心が要った。

山に出かけると、ふわふわ雪に包まれて冷蔵庫状態、井戸ポンプも凍ってし

まい、きょうは山水を鉄瓶で沸かしてお茶タイム。

何かあらたな作品を・・・・と考えた結果、ミニチュアの茶箪笥をケヤキ材で作

ことにした。ケヤキは堅く、作業はし難いが上手くできれば見栄えはいい。

 

『手術の傷口』

私の手術痕はとてもきれいだ。みぞおちあたりから下に10センチほどと、乳の

下辺りの肋骨の間を横方向に10センチほどの2ヶ所ある。

傷痕は個人差が大きく、ケロイド状、ミミズ腫れなどと呼ばれ見た目の表面的

事だけなら人目を気にしなければいいだけだ。

外側の傷口の状態と内側に関係があるのか否かは分からない。

私は食道と胃の噴門部を摘出した。再度、つなぐ時は食道と胃をくっつける

になる。形状が異なる臓器の接続だから、接続部分は一直線のようには

ならい、つまり凸凹になるのではないかと思う。

傷口のくっつき具合によりできる凸凹と相まって、食べたものが通過するの

凸にひっかかったり凹に落っこちてひっかかったりして、大変なことになる

のではないかと思う。

事実、ほんの小さなものがひっかかり、それが取れるまで数時間かかり、食

を中止するしかないと話を聞いた。何の障害もない人には想像できない

だろ食べ物が咽喉を通過しない苦しみは、上手く説明はできないが独

特のもみたいなものを感じさせる。水を飲めば、直ぐに飲み込めるだろ

うと思わが、そんなことで簡単には開放されない。

 

私の傷口は、よーく見ないと分からないくらいだから、内側も接合部に凸凹

出来にくくなっているのかもしれない。


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