自然爺の活力源 自作の山小屋ライフ紹介
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昨晩は雪も峠を越えて降らないものだと思っていたが、深々と約15cmの軽い
新雪を落としていた。冷え冷えとした夜だった。
布団から抜け出すのに、決心が要った。
山に出かけると、ふわふわ雪に包まれて冷蔵庫状態、井戸ポンプも凍ってし
まい、きょうは山水を鉄瓶で沸かしてお茶タイム。
何かあらたな作品を・・・・と考えた結果、ミニチュアの茶箪笥をケヤキ材で作
ることにした。ケヤキは堅く、作業はし難いが上手くできれば見栄えはいい。
『手術の傷口』
私の手術痕はとてもきれいだ。みぞおちあたりから下に10センチほどと、乳の
下辺りの肋骨の間を横方向に10センチほどの2ヶ所ある。
傷痕は個人差が大きく、ケロイド状、ミミズ腫れなどと呼ばれ見た目の表面的
な事だけなら人目を気にしなければいいだけだ。
外側の傷口の状態と内側に関係があるのか否かは分からない。
私は食道と胃の噴門部を摘出した。再度、つなぐ時は食道と胃をくっつける
ことになる。形状が異なる臓器の接続だから、接続部分は一直線のようには
ならない、つまり凸凹になるのではないかと思う。
傷口のくっつき具合によりできる凸凹と相まって、食べたものが通過するの
に凸にひっかかったり凹に落っこちてひっかかったりして、大変なことになる
のではないかと思う。
事実、ほんの小さなものがひっかかり、それが取れるまで数時間かかり、食
事を中止するしかないと話を聞いた。何の障害もない人には想像できない
だろうが食べ物が咽喉を通過しない苦しみは、上手く説明はできないが独
特のもがきみたいなものを感じさせる。水を飲めば、直ぐに飲み込めるだろ
うと思われるが、そんなことで簡単には開放されない。
私の傷口は、よーく見ないと分からないくらいだから、内側も接合部に凸凹
が出来にくくなっているのかもしれない。