少しばかり寒そうだなと、布団から出るのをためらいつつ起き出した。カーテ
ンを開けてみてビックリ。屋根の上には7~8cmも積もり、もう3月まじかという
のに一面真っ白。昔は今時分の雪は珍しくはなかったが温暖化だろうか。
そういえば2.26事件は雪の中だった。
外は雪、だから山小屋で茶箱づくりを続ける。
『本当だった爪は健康のバロメータ』
「今から思えばシリーズ」と勝手な名前をつけたものは、治療後に振り返って
みて分かった、多分そうだろうと思われることをネタにしたもの。
病気の経過や治療を時系列に書いていないので、ヒョイと思い出したネタに
なる。
ネタもいつまでも続くほどの経験をしていないから、これからは事細かく思い
出さないと尽きてしまう。
爪は目に見えるから、異変があればすぐに分かる。しかし、異変は長い時間
かかって現われてくるから、現われた時は既に何か起こっていると考えられ
る。私の場合は、最初は爪に立て筋が1~2本現われ、それが徐々に深くな
っていくが割れるほどにはならない。そうしたことが、人差し指から別の指に
感染したように出てくる。しかし、そうした時に身体のどこかに確固たる異常
を感じているのではないが、慢性的に酒が残りやすく、何事にも根気がなく
なっていた、と思う。
多分、数年くらいのスパン。その後、爪は真ん中あたりから横筋になり、時間
と共に折れそうになるが、折れることはなかった。
退院してから1.5年くらい経ってからふと爪をみたらすっかり綺麗になってい
た。爪の生え際にある半月もちゃんと白いし、指先はピンク色をしている。
日常でも『爪は健康のバロメータ』と言われ、そんなこと知っていると啖呵を
切っていたが、こんな経験をして、改めて教えられた。
『賢者は歴史で学び、愚者は体験で学ぶ』・・・・・いつも、こんなことばかり?
自然爺の活力源 自作の山小屋ライフ紹介
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