自然爺の活力源 自作の山小屋ライフ紹介
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今年の冬は例年と比べ寒い方だ。この辺は雪が多いとは言えないが、旧市
内と比較すれば多い。市内で数センチ、この辺りでは10センチ以上、ここか
ら奥に向かってちょっと(5分くらい)行くと15センチ、てな具合いでドンドン増
えるから、『八雲は雪が多い』となる。
雪が降り始めると、山の中も雪を被っり、食べ物を食べ尽くしたりして小鳥た
ちも山から里に下りてくる。例年なら、初冬には取り残したり、食べない柿など
をカラスたちが食べにくる。ところが、どうしたことか今年は一向に現れない。
柿は年を越しても未だぶら下がっていた。一雪降り、また雪が降るにつれて、
庭先などの南天や千両などの実は食べられてしまうのに、実は今もたわわだ。
山の中は何が起こっているのだろうか。
そう言えば、スズメもさっぱり姿を見せない。昨冬は大雪続きで餌不足になり
沢山の子どものイノシシが死んだらしい。こうした、理由のあることなら分かり
易すいが今年の鳥と実の関係は、さっぱりだ。
こんな小さなことだが、私たちが気づかない何か大きな変化の前兆かもしれ
ない。