自然爺の活力源 自作の山小屋ライフ紹介
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今日の一日
昨夜は深々と雪が降っていたらしい。朝は、またまた一面の白い雪。
炭窯は昨日,点火し窯の中の温度を上げるために薪を焚き続けている。炭
木に火をつけて燃やすのは10日ごろが目安だから未だゆっくりと薪を焚け
ばいいとのことだ。
家から炭窯まで車で7分くらいの所だが、道中は真っ白、炭小屋も雪を被り
寒々としていた。
『人間ドックは?』
私の知る『人間ドック』は効果的なものとは、とてもとても言えるようなもので
はなかった。特に、肺に関しては落第点だ。
私の勤めていた会社は35歳になると健康診断から人間ドックに変わり年に
1回受診していた。私が41歳の秋、友人が突然『余命1年の肺がん』と診断
された。
その年の春の人間ドックでは異常なしと診断されていた。子どもは未だ小さ
く、これからのことを考えると我がことのように思え、本当に真剣に『人生とは』
青春時代に考え悩んだように心から離れなかった。
この出来事は、私の人生観を大きく変えていき、自身を取り巻く環境と相まっ
て昔から考えていた人生とは違った形になった。
病気は非情で無情だ。友人はそれから一年半ほど後、皆を残して旅立っ
た。それから10年ほどして、同様のことが後輩の身に起こった。何年も人間
ドックを受診していたが、その半年後には『余命・・・・』の診断。
いずれの場合も人間ドックを受け異常なしから半年後には『余命・・・』の宣
告であった。人間ドックの有効期間は1年もないの?、
肺がんはレントゲン写真の診断だから人間ドックといえど、通常の健康診断
と変わりないから・・・と言われればそうかもしれないが。
私は退職後、暫くは人間ドックを受けていたが止めてしまった。もし続けて
いれば、いつも胃カメラを呑んでいから、ひょっとするともっと初期の食道が
んで済んだかもしれない。
仮に胃カメラを呑んでいても発見されていなかったら、この文面はもっと大
騒ぎ、大げさなものになっているだろう。