古森病院@福岡市博多区 病院管理者のブログ

ベイサイドプレイス近隣にある長期滞在型病院です。投稿記事は管理者の独自見解であり、医療法人の見解ではありません。

#救急外来あるある 

2017-11-19 15:02:49 | 日記
古森病院@福岡市博多区です。

時々 急患診療所や急患センターで
一次救急のお手伝いをしている管理人ですが、
今までと違って 小児をみるようになって数年経ち 
#あるあるの記事を追記しようと思います。

①二歳から三歳くらいの幼児は
診察ブースに入る前にすでに号泣。

可哀想に 今の子はワクチン両手両足同時接種
とか、検査でスワブを口や鼻に突っ込まれますからね。。

②中高生男子が患者さんの場合は
診察ブースに入っても
黙っているので、仕方なく保護者が病状説明を
するものの、日頃コミュニケーションが
取れていないので
いつから発症したか、親もわからないことが
大半である。中高生男子は返事が面倒なのと
親に怒られるのが嫌なのと、予期しない方向へ
事態が発展することが嫌なので(入院とか)、
病状について明らかな嘘をつくことも珍しくない。

中高生男子は大抵、朝から症状があっても
学校や部活に行き、様子がおかしいので
学校から連絡があるか、
あるいはあまりにも部屋から出てこないので
親が部屋に入ったところ、病気で苦しむ子どもを
発見し、引き立てられるように連れてこられる
場合が少なくないです。

先日は明らかに虫垂炎なのに
腹痛はないと言い張る中高生男子が来て、
管理人がぐいぐい
お腹を押すと苦痛に顔を歪め(笑)
「食事は?」と聞くと「食べました」と言い
「ふーん。。何食べたの?」と管理人が
聞くと「あ、あの。。。。。お茶とか。。。」
「(お茶は食事じゃないよ!!!)」と
すぐにわかる嘘をつく、分かりやすい子でした。

有無を言わさずCTを撮り、二次救急に送りました。

おばさんは騙せません。
一次救急で無駄な抵抗は
止めてほしいものです(笑)。

http://komoriーhp.cloudーline.com.
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