古森病院@福岡市博多区です。
フルミストは入荷まちの状態が続いておりますが、お問い合わせが多いので
記事をアップいたします。
①予約は可能か?
予約は可能ですが、まだフルミスト自体が来ていませんので、とりあえず電話予約していただき
(お名前と住所、生年月日、連絡先をお伝えください)入荷後にご連絡し、接種日を決定いたします。
接種日にご来院ください。→→ 追記 フルミストが来ました(10月13日記)10月19日から接種開始します。
なお、体調が悪いとき(特に鼻の症状がある方)は接種ができない可能性が高いですので
(生ワクチンのため)予めご了承ください。
また、接種当日連絡なしで来院されなかった方はキャンセル扱いと致しますので、宜しくお願い致します。
②成人でも効果があるか?
フルミストは2-49歳までの成人が対象ですので、現行不活化ワクチンと同様に、流行型が一致していれば
なお効果が高いと思われます。流行型が一致していなくても、ある程度はカバーできるようです。
③副作用など
現行インフルエンザ不活化ワクチン接種と異なり、皮下注射ではないので、接種部位の腫れなどはありませんが
鼻腔投与ですので、鼻症状(鼻水、くしゃみなど)が出現される方がおられるようです。
あとは生ワクチンですので、インフルエンザに実際に罹患する可能性があります。
現行ワクチンと異なる副作用は 主としてこの2点に集約されます。それ以外の強いアレルギー症状や
発熱や咽頭痛など感冒症状の出現、ギランバレー症候群の発症などは現行ワクチンと同じくあります。
また生ワクチンですので、以前に不活化ワクチンを受けた方は1週間、生ワクチンを受けた方は4週間 間を
明けたほうがよいと思います。国内未承認薬ですが、国内予防接種にそういうルールがすでにありますので、従います。
④現行ワクチンとの違い
現行不活化ワクチンはわかりやすく言うと死んだインフルエンザウイルスを使用していますが、
フルミストは生ワクチンですので、インフルエンザウイルスが生きている状態で投与されます。
前述の通り、年齢制限があります。
妊婦、授乳婦は使用できないことになっています。(まったく不可能ではないようですが・・)
喘息などのアレルギー体質の方にも使えません(特に小児)。
アスピリンを内服中の方も使えません(特に小児、接種後は4週間はアスピリンの投与ができません)。
肺疾患、腎疾患、肝疾患などの方、糖尿病の方にも使えません。
抗体誘導は早いです。
ほとんどの方は一回投与で済みます。
しかし最大の違いは「国内未承認薬」のため、万が一の時の補償がありません。
輸入元がつけている補償はありますが、裁判にて医療機関に瑕疵がある場合にのみ
下りますので、単純に薬の副作用によるものについての補償はないと思ってください。
⑤現行ワクチンとの併用
併用は期間さえあけておれば可能です。生ワクチンの入荷が遅れており、一方で不活化ワクチンは
接種が始まっておりますので、先に不活化ワクチンを接種しておくというのも一つの考え方と思います。
以上、思いつくまま書きました。
入荷しましたら、ホームページで告知いたします。
予約の方にはお電話いたします。
フルミスト製造元 アストラゼネカ米国 https://www.flumistquadrivalent.com/consumer/ (英語ですが割と平易な英語です)
古森病院ホームページ http://komori-hp.cloud-line.com/
フルミストは入荷まちの状態が続いておりますが、お問い合わせが多いので
記事をアップいたします。
①予約は可能か?
予約は可能ですが、まだフルミスト自体が来ていませんので、とりあえず電話予約していただき
(お名前と住所、生年月日、連絡先をお伝えください)入荷後にご連絡し、接種日を決定いたします。
接種日にご来院ください。→→ 追記 フルミストが来ました(10月13日記)10月19日から接種開始します。
なお、体調が悪いとき(特に鼻の症状がある方)は接種ができない可能性が高いですので
(生ワクチンのため)予めご了承ください。
また、接種当日連絡なしで来院されなかった方はキャンセル扱いと致しますので、宜しくお願い致します。
②成人でも効果があるか?
フルミストは2-49歳までの成人が対象ですので、現行不活化ワクチンと同様に、流行型が一致していれば
なお効果が高いと思われます。流行型が一致していなくても、ある程度はカバーできるようです。
③副作用など
現行インフルエンザ不活化ワクチン接種と異なり、皮下注射ではないので、接種部位の腫れなどはありませんが
鼻腔投与ですので、鼻症状(鼻水、くしゃみなど)が出現される方がおられるようです。
あとは生ワクチンですので、インフルエンザに実際に罹患する可能性があります。
現行ワクチンと異なる副作用は 主としてこの2点に集約されます。それ以外の強いアレルギー症状や
発熱や咽頭痛など感冒症状の出現、ギランバレー症候群の発症などは現行ワクチンと同じくあります。
また生ワクチンですので、以前に不活化ワクチンを受けた方は1週間、生ワクチンを受けた方は4週間 間を
明けたほうがよいと思います。国内未承認薬ですが、国内予防接種にそういうルールがすでにありますので、従います。
④現行ワクチンとの違い
現行不活化ワクチンはわかりやすく言うと死んだインフルエンザウイルスを使用していますが、
フルミストは生ワクチンですので、インフルエンザウイルスが生きている状態で投与されます。
前述の通り、年齢制限があります。
妊婦、授乳婦は使用できないことになっています。(まったく不可能ではないようですが・・)
喘息などのアレルギー体質の方にも使えません(特に小児)。
アスピリンを内服中の方も使えません(特に小児、接種後は4週間はアスピリンの投与ができません)。
肺疾患、腎疾患、肝疾患などの方、糖尿病の方にも使えません。
抗体誘導は早いです。
ほとんどの方は一回投与で済みます。
しかし最大の違いは「国内未承認薬」のため、万が一の時の補償がありません。
輸入元がつけている補償はありますが、裁判にて医療機関に瑕疵がある場合にのみ
下りますので、単純に薬の副作用によるものについての補償はないと思ってください。
⑤現行ワクチンとの併用
併用は期間さえあけておれば可能です。生ワクチンの入荷が遅れており、一方で不活化ワクチンは
接種が始まっておりますので、先に不活化ワクチンを接種しておくというのも一つの考え方と思います。
以上、思いつくまま書きました。
入荷しましたら、ホームページで告知いたします。
予約の方にはお電話いたします。
フルミスト製造元 アストラゼネカ米国 https://www.flumistquadrivalent.com/consumer/ (英語ですが割と平易な英語です)
古森病院ホームページ http://komori-hp.cloud-line.com/