はてなブログに「縄文ノー151 『氏族社会』から『母族社会』へ」をアップしました。https://hinafkin.hatenablog.com/
1週間前、別々の友人と話す機会に、これまで書いてきた縄文ノートから、「食べ物からの人類史・日本史」と「女・子どもからの人類進化論」をリストアップしたのですが、これまで「氏族社会」と書いてきたものを「母族社会」に書き換えるべきと考えるようになりました。
縄文ノート「148 『地・姓・委・奴・卑』字からの母系社会論」「149 『委奴国』をどう読むか?」などで、中国の甲骨文字時代の「地=土+女性器」であることに気付き、縄文文明・メソポタミア・エジプト・インダス・ギリシア文明だけでなく、地母神信仰の母系制社会が普遍的に世界に存在することが確認できたからです。
そこで、これまで文明論を「氏族社会→部族社会→古代国家(部族連合国家と軍事専制国家)」と整理してきましたが、「氏族社会」を「母族社会」と言い換える必要がでてきました。
本ブログの「スサノオ・大国主建国論」としても、縄文時代から続く海人(天)族の地母神・女神信仰のルーツを全人類史の中に位置付ける必要があると考えます。 雛元昌弘
□参考□
<本>
・『スサノオ・大国主の日国(ひなのくに)―霊(ひ)の国の古代史―』(日向勤ペンネーム)
・『邪馬台国探偵団~卑弥呼の墓を掘ろう~』(アマゾンキンドル本)
<雑誌掲載文>
2012夏「古事記」が指し示すスサノオ・大国主建国王朝(『季刊 日本主義』18号)
2014夏「古事記・播磨国風土記が明かす『弥生史観』の虚構」(前同26号)
2015秋「北東北縄文遺跡群にみる地母神信仰と霊信仰」(前同31号)
2017冬「ヒョウタンが教える古代アジア”海洋民族像”」(前同40号)
2018夏「言語構造から見た日本民族の起源」(前同42号)
2018秋「『龍宮』神話が示す大和政権のルーツ」(前同43号)
2018冬「海洋交易の民として東アジアに向き合う」(前同44号)
2019春「漂流日本」から「汎日本主義」へ(前同45号)
<ブログ>
ヒナフキンのスサノオ・大国主ノート https://blog.goo.ne.jp/konanhina
ヒナフキンの縄文ノート https://hinafkin.hatenablog.com/
帆人の古代史メモ http://blog.livedoor.jp/hohito/
邪馬台国探偵団 http://yamataikokutanteidan.seesaa.net/
霊(ひ)の国の古事記論 http://hinakoku.blog100.fc2.com/