●ボク 21:16
古事記の神話時代には、「大御神」「大神」「神」「命(みこと、日本書紀では尊)」が登場します。
「大御神」はアマテラス、イザナギ、迦毛(大国主の子)の3神です。
「大神」はイザナギ、イザナミ、黄泉戸(黄泉国を塞ぐ岩)、スサノオ、猿田毘古の5神です。
「神」は天地創造の別天津神五神と神代七代の12神、イザナギ・イザナミの生んだ島や海や火などの自然神、イザナギの禊ぎによって生まれた神々、大年などスサノオの子、大国主、事代主など大国主の子、高木などの高天原の神々です。
「命」はスサノオ・大国主やオシホミミなどアマテラスの子などにも付けられています。
●ヒメ 21:27
大御神―大神―神―命のランク付けになっているのかと思っていたけど、イザナギが「大御神」「大神」であったり、大国主の子が「大御神」になったり、混乱しているわよね。
●マル 21:30
スサノオは「大御神」に次ぐ2番目の「大神」のランクだけど、「大御神」=「大神」とすると、最高ランクの神と言っていのかな?
●ヒメ 21:32
仏の世界では、お釈迦さまに次ぐ阿弥陀如来とされ、神の世界でもまた、最高位あるいは第2ランクの神とされているのよね。しかも、天皇家公認なんだ。
●カントク 21:35
面白いのは、アマテラスとスサノオの「誓い(うけい)」で生まれたとされるオシホミミから、ニニギ、ホホデミ、ウガヤフキアエズ、ワカミケヌ(後に初代・神武天皇)の天皇家5代の祖先は全部「命」となっておることじゃ。念のために言っておくと、ワカミケヌが後に初代・神武天皇とされておる。
一方、オシホミミの次に生まれたホヒは、大国主を国譲りさせてその後継者となるが、「命」とも「神」とも書かれておる。
●マル 21:43
神々と命の間には大きな断絶があるっていうこと?
●カントク 21:44
神々の時代と命の時代とでは、明らかに、違うね。そもそも、「命」というのは、「御子人(みこと)」なんだから、「人」であって「神」ではないよね。
●ヒメ 21:46
小説家は、歴史を人間ドラマとして見るから、興味があるのは、「誰が」「なぜ」なのよね。
同じ人間の目線で考えてしまうから、時代の違いなど全然気にならないけど、歴史学者は違うよね。長老?そろそろ、こっちの世界に帰って来たら?
●カントク 21:49
確かにね。ヒメと僕の世界では、ここにスサノオや大国主が加わって一緒に議論していても、全然、問題ないからね。時空を超越した永遠の人間ドラマを求めるからね。
時間軸は、確かに、歴史系の長老やボク、ヒナちゃんが考えて欲しいよね。
●長老 21:52
皆さんのやりとりを見ながら、実は、ずっと、スサノオが実在していたとしたら、その時代はいつなのか、考えてきたんですよ。
ボビットさんが「どこ派」、ヒメとカントクが「誰なぜ派」だとすると、僕は歴史学者の端くれである以上、「いつ派」になるのかな?
しかし、この議論は、「スサノオがいたか、いなかったか」の最後でやりたいね。
●ヒメ 21:56
それって、後出しジャンケンじゃない?学者って、じれったいわよね。
●カントク 21:57
まあまあ。ようやく、長老の登場かとおもったのに、お預けですか?おいしい話は後の楽しみにとっておこうではないか。
スサノオの待つ、名古屋へ行こう?ここでは、スサノオと織田信長の天下統一を結びつける驚愕の真実を明らかにしようぞ。
(ネタモトは『スサノオ・大国主の日国―霊の国の古代史』(梓書院)です)
古事記の神話時代には、「大御神」「大神」「神」「命(みこと、日本書紀では尊)」が登場します。
「大御神」はアマテラス、イザナギ、迦毛(大国主の子)の3神です。
「大神」はイザナギ、イザナミ、黄泉戸(黄泉国を塞ぐ岩)、スサノオ、猿田毘古の5神です。
「神」は天地創造の別天津神五神と神代七代の12神、イザナギ・イザナミの生んだ島や海や火などの自然神、イザナギの禊ぎによって生まれた神々、大年などスサノオの子、大国主、事代主など大国主の子、高木などの高天原の神々です。
「命」はスサノオ・大国主やオシホミミなどアマテラスの子などにも付けられています。
●ヒメ 21:27
大御神―大神―神―命のランク付けになっているのかと思っていたけど、イザナギが「大御神」「大神」であったり、大国主の子が「大御神」になったり、混乱しているわよね。
●マル 21:30
スサノオは「大御神」に次ぐ2番目の「大神」のランクだけど、「大御神」=「大神」とすると、最高ランクの神と言っていのかな?
●ヒメ 21:32
仏の世界では、お釈迦さまに次ぐ阿弥陀如来とされ、神の世界でもまた、最高位あるいは第2ランクの神とされているのよね。しかも、天皇家公認なんだ。
●カントク 21:35
面白いのは、アマテラスとスサノオの「誓い(うけい)」で生まれたとされるオシホミミから、ニニギ、ホホデミ、ウガヤフキアエズ、ワカミケヌ(後に初代・神武天皇)の天皇家5代の祖先は全部「命」となっておることじゃ。念のために言っておくと、ワカミケヌが後に初代・神武天皇とされておる。
一方、オシホミミの次に生まれたホヒは、大国主を国譲りさせてその後継者となるが、「命」とも「神」とも書かれておる。
●マル 21:43
神々と命の間には大きな断絶があるっていうこと?
●カントク 21:44
神々の時代と命の時代とでは、明らかに、違うね。そもそも、「命」というのは、「御子人(みこと)」なんだから、「人」であって「神」ではないよね。
●ヒメ 21:46
小説家は、歴史を人間ドラマとして見るから、興味があるのは、「誰が」「なぜ」なのよね。
同じ人間の目線で考えてしまうから、時代の違いなど全然気にならないけど、歴史学者は違うよね。長老?そろそろ、こっちの世界に帰って来たら?
●カントク 21:49
確かにね。ヒメと僕の世界では、ここにスサノオや大国主が加わって一緒に議論していても、全然、問題ないからね。時空を超越した永遠の人間ドラマを求めるからね。
時間軸は、確かに、歴史系の長老やボク、ヒナちゃんが考えて欲しいよね。
●長老 21:52
皆さんのやりとりを見ながら、実は、ずっと、スサノオが実在していたとしたら、その時代はいつなのか、考えてきたんですよ。
ボビットさんが「どこ派」、ヒメとカントクが「誰なぜ派」だとすると、僕は歴史学者の端くれである以上、「いつ派」になるのかな?
しかし、この議論は、「スサノオがいたか、いなかったか」の最後でやりたいね。
●ヒメ 21:56
それって、後出しジャンケンじゃない?学者って、じれったいわよね。
●カントク 21:57
まあまあ。ようやく、長老の登場かとおもったのに、お預けですか?おいしい話は後の楽しみにとっておこうではないか。
スサノオの待つ、名古屋へ行こう?ここでは、スサノオと織田信長の天下統一を結びつける驚愕の真実を明らかにしようぞ。
(ネタモトは『スサノオ・大国主の日国―霊の国の古代史』(梓書院)です)
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