KONASUKEの部屋

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エルモンヒラタカゲロウ♀亜成虫~成虫20200507

2020年05月17日 | カゲロウ目
エルモンヒラタカゲロウの♀亜成虫。

尾は体長の1.8倍位ですかね?

♂は翅の付け根に「L」字状の紋があるって言うけど、♀にもあるのかな?

背中側から。
♀は腹が緑色なんだけど。
これは、卵が透けて見えているんだそうな。

顔。
愛嬌がありますね(笑)

翌朝には成虫になってました。
翅も透明度が増しました。

尾は体長の約2倍ですかね?

背中側から。

顔。

脱け殻を横から。

背中側から。
カゲロウは、幼虫と成虫の間に、「亜成虫」という段階があり、空を飛ぶことも出来ます。
そこからもう一回脱皮して、成虫になります。
亜成虫は、成虫が皮一枚被っている状態なので、成虫よりも体型はズングリしていて、翅は透明度が低い。

顔。
KONASUKEの部屋(リアル)の網戸は、よくこ奴らの脱衣場と化しています(笑)。

分類:カゲロウ目ヒラタカゲロウ亜目ヒラタカゲロウ科ヒラタカゲロウ亜科ヒラタカゲロウ属
体長:13mm内外
尾の長さ(♂成虫):40mm内外
分布:北海道、本州、四国、九州
   平地~山地
成虫の見られる時期:4~11月
          幼虫?
エサ:成虫・・・食べない
   幼虫・・・石の表面に生える藻類
その他:♂成虫は前翅基部にL字状の斑紋がある。
    尾は二本で、♂成虫では体長の約3倍に達する。
    亜成虫の翅は半透明の黄白色で、成虫は透明。
    陰茎は左右に大きく広がり、各陰茎片の先端部には1~3本のトゲがある。
    (必ずしも左右同数ではない。)
    産卵前の♀成虫の腹部は緑色をしている。
    (中の卵が透けて見えるため)
    上流から中流域の流れの緩やかな場所に生息する。
    水中羽化する。
    成虫・亜成虫ともに灯火に良く飛来する。
    交尾・産卵は夕方。
    ♂成虫は河川のやや低い場所を飛翔し、♀成虫と空中で交尾する。
    ♀成虫は空から卵塊を落とす。
    幼虫は扁平で、石の表面をすべるように動く。
    腹部左右から鰓が発達し、鰓にも赤い斑点がある。
    タニヒラタカゲロウ、マツムラヒラタカゲロウの幼虫と酷似しており、識別は困難。
    (タニヒラタカゲロウは4月中旬~下旬・年1化なので、12月以降に得られる成長した幼虫はタニヒラタカゲロウ、5月以降に得られる成長した幼虫はエルモンヒラタカゲロウかマツムラヒラタカゲロウと判断できる。)
参考:原色川虫図鑑成虫編(全国農村教育協会)
   虫ナビ
   兵庫県立人と自然の博物館

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