KONASUKEの部屋

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オオミドリシジミ? ミドリシジミ? 20190806

2020年03月08日 | チョウ目
オオミドリシジミ?
ミドリシジミ?

オオミドリシジミは灰褐色、ミドリシジミの翅裏は褐色。
光線の加減もあって、ちょっと微妙。
色褪せたミドリシジミのような気もするし。

オオミドリシジミなら、翅裏の中央付近に淡い二重線があるハズですが。
葉っぱが揺れていて、遠くて、暗いこともあって、ブレブレの写真しか撮れませんでした。

何か、2019年のミドリシジミ亜科との関わりは、失敗に終わりましたね。
2020年こそは!
リベンジするぞ!

一応、両論併記で。
詳細はなデータは、もうちょっとマシな写真が撮れたら後日。

オオミドリシジミのデータ
分類:チョウ目シジミチョウ科ミドリシジミ亜科
前翅の長さ:約20mm
翅を広げた長さ:30~40mm
分布:北海道、本州、四国、九州
   平地~山地
成虫の見られる時期:6月~8月初旬(寒冷地7~8月)
          卵で冬越し
エサ:成虫・・・クリ、シシウドなどの白色の花の蜜。
        ♂は早朝に湿地で吸水、葉の夜露を舐めるなどする。
   幼虫・・・コナラ、クヌギ、ミズナラ、カシワ、ナラガシワ、アベマキなどの新芽・若葉
その他:後翅には尾状突起がある。
    ♂の翅表はメタリックなグリーン。
    構造色のため、見る角度によって色調が変わる。
    ♂の前翅表面の黒い縁取りはわずかで、幅は狭い。
    ♀の翅表は黒褐色。
    ♂♀ともに翅裏は灰白色で、中央付近に淡い二重線がある。
    類似種が多い。
    平地~山地に広範囲に分布するが、群生することはない。
    落葉広葉樹林、里山に多い。
    成虫の出現時期はクリの開花と同時期。
    ♂の活動は午前中で、10時~11時頃がピーク。
    ♂は縄張りに入った他の♂を追って、「卍巴飛翔」する。
    卵で越冬するが、年内には幼虫体が形成される。
    ノコギリハリバエ、カイコノクロウジバエ、アカエグリヒメバチなどに寄生される。
    
ミドリシジミのデータ
分類:チョウ目シジミチョウ科ミドリシジミ亜科
前翅の長さ:約20mm
翅を広げた長さ:30~40mm
分布:北海道、本州、四国、九州
   平地~山地
成虫の見られる時期:6月中旬~9月初旬(寒冷地7~9月)年1化
          卵で冬越し
エサ:成虫・・・クリ、シシウドなど白色系の花の蜜(クヌギ・コナラなどの樹液?)
   幼虫・・・ハンノキ、ヤマハンノキ、ケヤマハンノキ、ミヤマハンノキ、ヤチハンノキなど
その他:後翅に尾状突起がある。
    ♂の翅表は構造色によるメタリックなエメラルドグリーンが美しく、見る角度によって色調が変化する。
    ♂の前翅表面は黒く縁どられる。
    (オオミドリシジミでは縁取りの幅が狭い。)
    ♀の翅表は黒褐色が地色で、黒褐色型(O型)、青斑型(A型)、赤斑型(B型)、青斑・赤斑両方(AB型)の4型がある。
    出現率には地域差がある。
    ♂♀ともに裏面は褐色で、中央付近に線はない。
    (オオミドリシジミでは、裏面が灰白色で、中央付近に淡い二重線がある。)
    平地~丘陵地では谷地や湿潤なハンノキ林に生息。
    ♂は主に夕方に縄張りを確保し、他のオスを激しく追飛する。
    その際、弧を描くように「卍巴飛翔」を行う。
    ♀は食樹の枝や幹の皺などに数個~十数個の卵群で産卵する。
    卵越冬だが、年内には幼虫体が形成される。
    幼虫は初夏に見られる。
    ハンノキなどの葉を綴って袋状の巣をつくる。
    背中の中央に、暗緑色の太い筋がある。
    蛹になる前に、幹の低い所に降りてきて、落ち葉などに潜り込む。
    終齢幼虫の体長は約19mm。
    ノコギリハリバエ、カイコノクロウジバエ、アカエグリヒメバチなどに寄生される。
参考:茨城の昆虫生態図鑑(メイツ出版)
   ポケット図鑑日本の昆虫1400①(文一総合出版)
   学研の図鑑LIVEPOCKET幼虫(学研プラス)
   かたつむりの自然観撮記


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