passing (通りすがり)

2019年5月大腸癌発覚、st3c(T4aN2bM0) 2020年5月多発性肺転移 2021年9月骨盤内転移

術後初回の診察

2019-07-25 | 診察・経過観察・検査
ドキドキしながら一便の飛行機で診察に行きました。

大腸外科の主治医からの話は意外な結果となりました。

術後に残念ながら腹膜播種があったのでステージはひとつ上がり4と言われ、結構泣いたりしていたのですが、病理診断の結果、腹膜播種ではなく筋腫の後で癌細胞はありませんでした。
したがってステージ3になりました。
どうなってんの?またかよ!
良かった良かったと夫とにぎにぎしました。

病理診断の結果はT4N2M0ステージ3b
潰瘍限局型 線癌 T4a(Se)
浸潤様式INFa:膨張性に発育し、周囲との境界が鮮明なもの
リンパ菅浸襲1a 静脈浸襲1c 神経浸襲1a 切除断端0 
本体付着リンパ節 2/2
腹膜検体 40×45mm膜様組織 組織学的には筋腫所見で癌性所見なし。
リンパ節転移 7/34

次回は三ヶ月後で、抗がん剤については消化器内科とのことで本日初診でした。
それについては別途書きたいと思います。

朝は夫と喧嘩して息苦しかったのですが、診察が終わると普通になっていました。
精神的なものでしょうか。

術後定期的に受ける診察をサーベイランスといいます。

以下大腸がん手術後のサーベイランスの説明です。

 サーベイランスとは、外来診察にて再発や転移を来していないか等を調査監視することです。見える範囲のがんをどの程度取り除けたかを根治度A~Cで表しますが、大腸がん根治度A切除後の再発に関して以下のサーベイランスを行うことが推奨されています。

pStage0 定期的な大腸内視鏡を考慮
pStageⅠ〜Ⅲ 術後5年間を目安に腫瘍マーカー、CT、大腸内視鏡を定期的に施行

 大腸がん根治度B切除後および再発巣切除後のサーベイランスはpStageⅢに準じ、異時性多重がんについては定期的な大腸内視鏡検査によるサーベイランスを行うことが推奨されています。