なぜ、ミユビシギが砂浜を好むのか?前の方を向く三指と退化した後ろ向きの指が生活
してきた環境に適応してきたからでしょうが、その生活環境はどうなのか興味があります。
おばんです。小太郎でごじゃります。
★ ミユビシギ・2 ★
彼らが繁殖期にすごす環境は北極ツンドラ地帯で岩石の多い平原。過酷な環境で繁殖します。
干潟のような柔らかな土壌ではなく、固い岩場です。素早く歩くのに必要な形態に変化して
三つ指になってきたのではないか。引き締まった砂浜を好み、そこから餌になるゴカイや
トビムシ、小さな貝、小カニを捕り食べます。
ツンドラ地帯は昆虫が一斉に発生し、すごく簡単に捕れます。子育てにはとても効率よく
食べ物が手に入ります。きっと岩場のような環境を走り回って捕っているのではないかと
想像してしまいます。
砂浜はツンドラの環境に似ている要素を持っているのではないかな、と思ってしまいます。
砂浜で休んでいたミユビシギが起きだして、波打ち際を活発に走り回る光景はきびきびして
活気にあふれています。波が引くと素早く前に出て、波が来るとバックします。
繰り返し続け、たくさんの食べ物を獲ます。ミユビシギの魅力がいっぱいの波が寄せる砂浜。
多くミユビシギのファンが砂浜の素晴らしい海岸を求め集まります。