オオハクチョウが集結しています。10月に初めに姿を見せ、13日には多数のオオハクチョウが
デントコーン畑でくつろいでいるのを見つけました。
おばんです。小太郎でごじゃります。
★ 陽だまりの丘 ★
毎年カウントしている野付湾や風蓮湖を巡ってみますが、今年はたくさん集まっている様子は
ありません。今年に限ることではなく、ここ5年ほど利用してるオオハクチョウが減って
きている傾向があります。
理由はデントコーンの栽培面積が増え、畑に多くのオオハクチョウが集まっているのです。
しかも、ねぐらを近場の沼などにして、遠くの野付湾や風蓮湖にしていないのです。実際、
早朝に向かうオオハクチョウの数が4、5年前に比べると減っています。
今年、集まってくるデントコーン畑の周辺で早朝観察しているとオオハクチョウが東西南北
の違う方向から群れになってやってきます。推察ですが、ねぐらに利用している沼が複数
あり、やってきている雰囲気です。
気づいたのです。オオハクチョウはすぐに餌場に行かず、集合する場所があるようです。
「陽だまりの丘」と名付けた牧草地の丘陵地。見通しが良く、滑走して飛び立つには恰好
な場所を選び集まってきます。太陽が上がってくるまでの1時間ほど、ゆったりとくつろ
いでいます。
他に亜種ヒシクイやカモも集まってきます。確かに遠くが見通せ、寄らずに通過して行く
群れを観察することができる情報基地にもなります。
8時前には家族単位で飛び出し始め、数が減って行きます。2羽から10数羽が次々に飛び
立って行き、普通の牧草地になり、静かになります。