さあ、繁殖を終えたシギチドリたちが姿を見せる季節に入りました。野付半島
で繫殖しているオオジシギやアカアシシギも雛を連れて干潟に出てくる時期です。
おばんです。小太郎でごじゃります。
★ 繁殖を終え、渡り、始まる ★
毎年、もう帰ってきたとびっくりさせられます。逆に、春の渡りから2か月も
経ったのかと、実感するのです。
寂しかった干潟に活気がみなぎります。アオサギとカラスくらいしか、いなか
ったので、「クリリリリ」鳴いて、干潟から飛び立つメダイチドリの群れには、
心が踊ります。
ここに立ち寄るメダイチドリは、カムチャッカ半島からアリューシャン列島の
一部で繫殖しています。世界的に見れば局地で繁殖するチドリです。
千島列島を北上すればいいわけで、長い翼を持ちチドリとしては大した距離では
ないかもしれません。それにしても、短期で繁殖して、とっとと南下してくるの
にはびっくりです。
それだけ繁殖地の気候が厳しい条件中で効率よく、短期でヒナを育てることに
長けた種なのでしょう。
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