窓辺の小太郎

野付半島の渡り鳥や動植物の生き生きした「瞬間の美」を目指します。

オオハクチョウ集合・そろそろ旅立ち

2020-04-25 17:21:19 | オオハクチョウのいる風景

分散して根室原野で、出はじめの牧草新芽を食べていたオオハクチョウたち。

集まり始めました。野付湾のアマモはやはりご馳走です。

おばんです。小太郎でごじゃります。

       ★ オオハクチョウ集合・そろそろ旅立ち ★

雪が残っていた原野にやってきて早くもひと月以上になります。すっかり雪が

なくなり牧草の新芽で薄っすら緑色に塗り替えられた牧草地でのんびりと過ごす

オオハクチョウたちが、野付湾に移動してきています。

湾内のあちこちに集まり、群れになっています。ナラワラや当幌川河口のヨシ

ワラなど5、6か所で、2000羽ほどのオオハクチョウがアマモを食べ、休んで

います。どの群れも道路から遠く、気づかれないような場所です。

白い帯状になっているので、気づいて近寄ってみてハクチョウだと分かる遠さ

です。普段は泣き叫ぶ声が遠くまでよく聞こえるのに、とっても静かです。

干潮になってもオオハクチョウたちは浅瀬には来ず、自分たちが頭を水に入れて

アマモが採れるやや深い場所に集まっています。

干潟にはカモ類が食事をして、遠くにはオオハクチョウがいる風景が見られます。

秋に渡ってきたときは、オナガガモやヒドリガモと一緒にアマモを食べることが

多いのに春の季節は一緒にいることが少ないようです。

ときどき水を飲みに水場に飛び立って行く小さな群れが見られます。同じように

水飲み場に行くカモたちと飛ぶことも多いのです。

いよいよ野付湾を飛び立つ日が近づいてきている雰囲気です。今季はいつごろに

なるか、その瞬間に会いたいです。



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