窓辺の小太郎

野付半島の渡り鳥や動植物の生き生きした「瞬間の美」を目指します。

ハマシギの群れも

2021-05-11 19:27:17 | シギ・チドリ

5月に入り、シギチドリ仲間が群れでやってきました。たくさん紹介したいの

ですが、まずはハマシギから。

おばんです。小太郎でごじゃります。

 

           ★ ハマシギの群れも ★

北極海沿岸のツンドラ地域で繁殖するハマシギの群れがつぎつぎやってきて

ます。日本に来るハマシギはアラスカで繁殖している群れがやって来るのが

ンディング調査からわかっています。

ただ、それがすべてではないのでロシア極東で繁殖するハマシギたちも来て

る可能性もある気がします。

野付半島に春、渡ってきだすのは3月です。それからポツリポツリと小さな群れ

を見つけ、その群れがしばらく逗留しているのか分かりません。違うような気が

しています。

4月末から現れるハマシギたちは夏羽に変わり、色気づいてきています。お腹の

羽が黒く変わり、背中の羽の色は鮮やかな赤錆色になっています。

和装の着物の色合いに似た羽色で、私は好きですよ。

冬羽の灰色に統一された羽色も好きでしたが、いかにもこれから繁殖に向かうよ

と言わんばかりの地味だけど派手な色合いは活気を生み出しています。

干潮の干潟で食事をしていた群れが満潮にになって来るにつれ泥炭の多い干潟に

やってきます。ここは小さなゴカイがいっぱいいるところで、少し下に曲がった

くちばしを泥に突き刺して引っ張り出しています。

ゴカイは多く、シギやチドリにはありがたい生き物です。

繁殖地はまだ氷が融け出している時期です。これからゆっくりと北上して行くと

思われます。



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