窓辺の小太郎

野付半島の渡り鳥や動植物の生き生きした「瞬間の美」を目指します。

タンチョウがやってきた

2020-09-03 13:53:39 | タンチョウのいる風景

もう9月。根室原野はすっかり秋模様。気温は10℃から20℃の間を上下して

います。本州の猛暑が遠い世界に見えます。

おばんです。小太郎でごじゃります。

           ★ タンチョウがやってきた ★

すでに落ち葉が舞いだしました。青々していた原野が急速に色つやをなくして

きています。春麦は刈りいれが終わり、跡地は黄色の世界です。

その色に惹かれるように目ざといタンチョウがやってきています。多い時は20

以上になります。そのほとんどが翼の先が少しだけ黒い若いタンチョウたち。

みんなペアになり、夫婦のように見えます。長年タンチョウの研究をされている

正富先生の説だと、まだ同棲みたいな番いだそうです。決まった夫婦ではない

そうです。

刈取りの時に穂から落ちた種実を拾いにきているんです。小さな麦の実をひとつ

ずつ拾い食べています。大きな体に似合わないほどの小ささですが、丁寧に時間

かけ集めています。

ヒナを育てている夫婦や縄張りを持つ夫婦はまだやってきてはいません。みんな

フリーター、土地付ではないタンチョウたちです。



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