サルビアで乱闘があったと義兄が話しました。
当時、義兄の若い衆に国士舘大学のボクシング部の学生がいたそうです。
池袋には、当時有名な空手家がいて道場を開いていました。
そこの道場の師範代が、
ボクシング部の大学生と喧嘩になり、ノされたそうです。
喧嘩の原因は、聴きましたが忘れました。
義兄は、自分がボクシングをしていたので、ボクシングは強いと云って譲りませんでした。
それと、ボクシングの動体視力は、他のスポーツより優れているし、
スピードが速いと云っていました。
プロのスポーツ選手でも『学生には叶わない、
何故なら、彼らは朝から晩まで1日中、1年中練習をしているから、
運動している学生の強さは半端じゃ~ない、
正し、学生は、奇麗な試合をしようとするのが欠点だな。
学生チャンピオンの桜井孝雄の試合を見れば分かるよ』
この話が、有名な空手家の耳に入り、直々に挨拶に来たそうです。
義兄は身構えたそうですが、
その空手家は、
『是非、内の師範代になって欲しい』と、何回も挨拶に来たそうです。
その都度、学生は丁寧に断ったと云っていました。
今でも、その道場はあるようです。
義兄は、スポーツ選手に喧嘩をさせたら、
「相撲」が1番強いと云っていました。