猫の道

ニャン太を届けて下さった方から手紙が届きました。
「丁度1週間経ちました」と云う書き出しで、綺麗な字で丁寧な文面でした。

トラバサミに捕まったノラなど5匹のノラを飼っていて、
他の外のノラにも餌を与えているそうです。

この手紙の中に、だいぶ昔の話のようですが、面白い逸話が書かれていました。

小学生の女の子が子猫を拾って来ましたが、
家で飼うのを反対の父親が駿河平に捨てに来たそうです。

何日か後、その子猫が玄関の前にチョッコット座っていたそうです。
家を探して帰って来た子猫を又捨てる事は出来ません。
名前を付けて、寿命が来るまで大事にされたそうです。

この子猫とニャン太は、
同じ道かは分かりませんが、逆の歩きをした事になります。

この方の手紙の終わりに、
駿河平と桃園には猫の道が有るのでしょうか、と結ばれていました。

去年の4月、最後の土曜日にニャン太と付き合いだしました。
この写真は、5月16日ですから、馴れてきた頃です。

ニャン太の冒険

電話から40分位過ぎた頃でしょうか、
玄関のチャイムが鳴り、娘と妻が出て行きました。

ケースに入れられたニャン太が来ました。
「ニャン太」と言うと、こちらを凝視します。
もう1度「ニャン太君」と言うと「ニャ～」と答えます。

連れて来て下さった方の話を娘と妻が聴いて来ました。

どうやら、裾野の桃園をウロツイテいたようです。
裾野には客さんがいますが、葛城山です。
葛城山で弊社トラックから降り、桃園まで歩いて来たのでしょうか、

この方の家には1週間位滞在していたそうで、
その前は、近くの美容院に10日間位居候していたとの事でした。

屋根の上で日向ボッコをして遊んでいたそうで、
首輪をしているので、近所のネコかもしれないと思っていたそうです。

でも、「一向に動かないので、
近所に迷惑を掛けますが、餌を与えていました」との事です。

そうしたら、
「或る日突然、玄関の戸が開き家の中に入って来て驚きました」との事です。


「会社の引き戸で練習していたからだ」と娘。

「コタツに興味があるから、コタツの味を知ってしまったわね～。
ネコにコタツ、もう戻れないわね～」

日なたとコタツ、ネコの天国ですね～。

昨日の夕方

6時頃でしょうか、電話が掛かって来ました。

「えっ、そうです！どちらからお掛けでしょうか？
直ぐに引き取りに伺います。ニャン太がいるそうよ」

「届けて下さるのですか？それでは申し訳ございませんので、
こちらから伺わせて頂きます」

「はい、ではお待ちしております」

「ニャン太が1週間前から家に居ると云う方から電話で、届けて下さるそうよ」
「へ～、元気だったんだ、良かった！」

「明日から寒波が来ると云うから、ニャン太はツイテルね～」

コタツ布団に乗り、寝ています

行方不明のニャン太君

長泉町・裾野市・三島市・沼津市・富士市には、
行方不明ネコの届け出をしています。

12月16日まで、部屋で寝ていたのに、今は外です。
この寒さに耐えられているのでしょうか、心配です。

見かけたら連絡を下さい、お願いします。





テオ丸に押さえつけられ、顔をなめられているニャン太

ニャン太が行方不明に！

'15年12月16日、13時頃目撃されていらい、姿を見かけません。

車が好きなので、
弊社出入りのトラックに乗り、一緒に行ってしまったと考えられます。

見かけた方は連絡して下さい、お願い致します。

特徴
白と黒の八分け
鼻の頭から尻尾の付け根まで、50㎝。
尻尾の長さ、25Cm。
体重5Kg。

♂ですが、去勢をしましたので、
喧嘩は弱くなったと考えられます。

ピンクの首輪に、ピンクの骨型のネームプレート
「Nyn-ta」と書かれ、電話番号も書いてあります。

人懐こい猫で、犬のようです。