コタラの社長日記

スリランカ産ハーブ「コタラヒムブツ」(学術名サラシア・レティキュラータ)を紹介され、世界初のサプリメントを製造!

新たなる彼の発明

2006-08-31 11:08:58 | Weblog
半年振り位に彼が訪ねてきました。
『ガス代が半分になる装置を開発した!そこで何所か実験をして証明してくれる所はないかな~?』と言ってきました。
『だったら沼津の工業試験場に持っていったら?』と答えました。
『行ったけど、ここでは実験できないと言われた』と帰ってきました。

『何所かないかな~、絶対に自信が有る。これが成功すれば凄いよ~』との話でした。
弊社に沼津工専を出た社員が勤めていて、
『工専でやってくれます!』と教えてくれました。

鶴田君と、
『そんなに凄いものなら、ガス会社でも考えるだろうし、ガス会社が製品化してるよな~』と、笑いながら話しました。

それでも、彼が真剣に話しますので、
駄目が分かっていても試験を頼む事にしました。

駄目な事が分かれば、彼も納得すると思ったからです。

そこで工専に出掛け実験を依頼しました。


クレマチスの丘
イタリアンなお店に続く道
http://www.clematis-no-oka.co.jp/index2.html

光と陰

2006-08-30 08:53:22 | Weblog
エポック社には、
1回納入されただけで、次の注文は来ませんでした。
蓋が飛んで危ないとの事で、売れなかった様です。

長野オリンピックが1年後に開かれます。
彼は、オリンピックでお土産として売る、栓抜きを考えました。
ハンドルの部分がジャンプのスキーになっていて、
これが中々面白く、発想が良いと思いました。
お金が無く、試作ばかり繰り返しています。
アルミ素材を削り出して作って貰い良い出来栄えでした。

そして或る日、
彼の会社から1通の封書が届き、債権者会議の日時が書かれていました。
彼の会社の持ち物は、債権者の間で競売に掛けられ処分されました。
弊社の債権は100万円位でしたが、
配当で20万円位戻りましたので、80万円位の損失でした。
でも彼は、中小零細企業に夢を持たせる役目をしました。

それから半年位、後の事です。


向かって左側の明りは、
和食のバサラ
釜で炊いたご飯が美味い!
ご飯、香の物、椀だけで十分です。
http://www.clematis-no-oka.co.jp/012_shisetsu/100_basara/100_top.html

怪しいオジサンの話

2006-08-29 09:08:56 | Weblog
彼は僕を呼び、
二人で、オジサンの話を聴き始めました。

『雷が落ちると電気器具が壊れるよね~』とオジサン。
『うん、壊れるね~』と彼と僕。
『雷が落ちて電気器具が壊れないようにコンセントとソケットの間にコレを挟むんだよ。電気を遮断するモノなんだ。特許を取ったんだけど、これを作るのにお金を出してくれる所、無いかな~』とオジサン。
『こんなのは中国で作らせた方が安くない?』と彼。

考え方は面白いのですが、
怪しいオジサンと怪しい彼の話ですから、
身を乗り出して聴く事はしませんでした。

この話を聴いてから何年か後です。
同じ地域に住んでいる方の会社にから、
塗装依頼の話が来ましたので出掛けました。

部屋に新商品のポスターが掛かっています。
あの時の話が、商品になっているではありませんか!

この商品、今売れています。
販売している会社の利益が凄い!
そして、新幹線三島駅の関西方面行き、
ホームに商品の看板が出ています。

人は見かけによらぬものとは、この事です。


クレマチスの丘
ヴァンジ美術館入り口の夜の照明
青い照明の右側に青く光るのは、
海にたたずむ男性がタイルで描かれています。

納入先が決まった!

2006-08-28 08:59:03 | Weblog
僕も製造社として、浅草まで同行し、
エポック社に納入が決まりました!

新発売を原宿のキディーランドで、
実演販売がされると云うので、彼を車に乗せて行きました。

日曜日の歩行者天国で原宿の町は、ごった返していました。
この中で「ポン、ポン」と、
コカコーラの蓋が景気良く抜ける音が響きます。
栓抜きを買うとコーラが貰えると云う趣向です。

清涼飲料水の炭酸でシャンパンの音が特徴です!
東急ハンズでも、ビデオを流し、
販売していましたので、何と無くメジャー気分でした。
自分達が係わった商品が、
メジャーな店に並んでいるのを見るのは嬉しいものです。

この頃の事でした。
彼の所に、これ又、
怪しいオジサンが現れたのです。


クレマチスの丘で、コーヒーを飲み、
家に帰ろうとしましたら、白太が駐車所を歩いています。
『白太~!』と声を掛けましたら、
『ウワオ~ン』と鳴きながら、ゴロゴロ。

白線の真ん中で光る眼、
さすがキャッツアイ!

営業の難しさ

2006-08-27 13:08:38 | Weblog
彼は以前勤めていた会社の、
取引先の方に資本を出して貰い、この仕事を始めたのでした。
考え方、商品が面白くても販売先が出来ません。

出資者の息子さんが、
営業のプロと云われる方と異業種交流で知り合い、
営業を担当して貰いました。

この営業のプロと云われる方が大変な方でした。
何だカンダと言い、お金を引っ張り出すのです!

営業の足代、食事代、売れたらマージンを寄越せと、言われていました。
マージンを取るのでしたら、自分の足代や食事代は、
自分持ちだと思いますが、売れない弱みでしょうね~、
彼らは言われるままに出していました。


弊社オリジナル
Sennuki Hopp
上に付いているプラスティックの蓋が、
ビンの蓋受けです。

このプラスティックの蓋が無いと、
ビンの蓋が遠くまで飛び危ないと云われ追加されました。
ビンの蓋は5~6m位飛びます!

情報の大切さ

2006-08-26 14:25:12 | Weblog
もう10年以上前の事でしょうか、
塗装の依頼が来ました。

電話の主に会いに行きましたら、
当時、弊社でお付き合いの会社に勤めていたと言いました。
鶴田君は、顔を覚えていましたので、
僕が現場で塗装をしていた頃、鶴田君と会ったのでしょう。
僕は彼と初めて会いました。

どう見ても怪しい感じですが、考えている事は面白い男でした。

彼が考えたのは「栓抜き」でした。
それは、普通の栓抜きと違い、
炭酸の入った飲み物のビンの蓋を外すと音がする事でした。
ビンの蓋を挟み込み、
ハンドルを握ると、
勢い良く蓋が外れ大きな音がして飛んでいきます。

品物はアルミ・ダイキャストとプラスティック出来ていて、
よくも、ま~、こんなのを考えるものだと感心しました。

アルミに塗装をして、
剥がれてしまい、弊社に話が回って来たのでした。

僕も面白い商品で営業をやりました。
彼の商品が売れれば、弊社の仕事が増えるからです。
仕事はお互い様の意識ですね。


写真は、
Sennuki Hopp


情報とは?

2006-08-25 09:46:36 | Weblog
SOHO三島の内海塾の楽しさは、
その日、その場で話の流れが変わる事です。

早く言えば、
雑談の中に得るものが、「アルかも?」の感じでしょうか?

「情報とは?」と、考えた事があります。
自分が欲していれば情報で、欲していなければ、雑談です。
今まで雑談と聞いていた事でも、
必要だと感じた時からは、情報になります。
この転換点を知る事が難しいと思っていますので、
出来るだけ、どんな話でも身を入れて聴く事が必要なのでしょうね。

何かに興味を持ち、
その事の情報が必要だと思った瞬間から、
アンテナが立つのが分かります。
ですから、今は不必要だと思われる話、出来事でも、
身を入れて知る、聴く事が大事だと思います。


木の葉と遊ぶ、
ミニチュア・ダックスのメル

農家に理解を!

2006-08-24 13:38:20 | Weblog
リンゴですが、
東北地方の中では、青森県の方に高血圧が少ないそうです。
それは、リンゴを食べるからで、
果物の中に含まれるカリウムが、
余分な塩分を排出する役目をするからです。
食後に果物です。

最後に一言
農業は天候など自然に左右される仕事です。
手塩にかけて育ててきたのもが、
自然の猛威で一瞬の内に駄目になってしまいます。
消費者側は、
お金を払っているのだと云う、不遜な気持ちではなく、
作って下さっている方達の気持ちを、
もう少し汲んで上げる事は出来ないのでしょうか?

多少、品物が不ぞろいでも良いではないですか、
キュウリが曲がっていても良いではないですか、
見てくれではなく、作物だけに「実」を取りましょう!

農協、本来の仕事を思いだせ!


ヒメシャラの下で、たたずむチャオ

昨日の解答

2006-08-23 09:16:18 | Weblog
一人の女性が、
『農家しか知らない情報を手紙に書いた』と答えました。

解答
リンゴは、傷つくと甘くなるのだそうです。

彼女はTVで、
傷ついたリンゴが甘くなるのを見て知っていたそうです。
リンゴは寒さが厳しいと糖度が増すそうです。
ヒョウが降り、傷付いたのですから尚更なのでしょうね。

傷付いたリンゴが店頭に並ぶ事は、先ずありません。
殆んどが自家用で消化されるか、
ジュース、など加工に回されるのだと思います。

「傷ついたリンゴは甘い」と、
農協でキャンペーンをして、
農家を助ける事は出来ないのでしょうか?


ガン付けする、オッドアイ白太
シッポだけは、
いつも汚れていて黒くなっています。
獲物を捕る時に役立つからでしょうか?

猫が獲物を捕る姿を見た事が有りますか?
前傾姿勢で、シッポを立て、
左右に揺らしながら近づきます。
獲物は、シッポが敵だと思い、距離感を錯覚します。
そこを襲うのです!

今月の問題

2006-08-22 08:28:48 | Weblog
SOHO三島、内海塾での今月の問題

アメリカでリンゴ農園を経営し、
通信販売をしていた青年がいました。
もしも美味しくなければ、
代金はお返ししますと宣伝していました。

ある年の冬はとても寒く、沢山のヒョウが降り、
収穫直前のリンゴは傷だらけになり全滅です。
しかし、注文は入っています。

このままでは、農園は倒産します。
しかし、彼はいつも通り、傷ついたリンゴを木箱に詰め、
1枚の手紙を添え、発送しました。

翌年から傷ついたリンゴは注文が殺到しました。
この手紙には、何と書かれていたでしょうか?

僕は半額で売ったと考えましたが、×でした。
金額は今まで通りです。

青年はこの後、
転職しアメリカ1の宣伝王になったそうです。
120年前の話だそうです。


家の前を飛ぶツバメ
もう姿を見掛ける事が少なくなってきました。