こつなぎの写真ノート

身近な自然の彩りを楽しみながら

渡良瀬川散策、アカヤシオの花、2016年4月

2016-04-01 | 

今年初めて、私達はアカヤシオ(赤八汐、ツツジ科ツツジ属)の花に出会った。

渡良瀬川上流域、桐生市黒保根町にて、1日午後。

 

 

 

 ここでは、十数本かのアカヤシオが花の盛りを迎えていた。植栽されてたものであろうが、アカヤシオの優しい色と質感は保たれている。そして、花から花へと、クマンバチ(ミツバチ科クマンバチ属)が飛び回っていた。

 

アカヤシオの周辺では、アズマイチゲが花を閉じようとしていた。午後4時頃。

 

アカヤシオは、アケボノツツジの変種とされ、群馬県と栃木県に多く分布している。栃木県はこのものを県花にしている。アカヤシオは赤城山にも多いので、アカギツツジとも呼ばれる。来月になると、赤城山ではこの花による色付きが目立つようになる。なお、例年、4月中旬から下旬になると、近所の山(鳴神山、980 m)の山頂はアカヤシオの花で囲まれる。

撮影、4月1日午後3時過ぎ、薄日。