今夜は、枝垂れ桜とポストスーパームーンにレンズを向ける。そんな動機で、わたくしたちは大学のキャンパス内を歩いた。平年ならば、若者たちが足を止めて、スマートフォンを向けているだろう。しかし、5月の連休明けまで、彼らは自宅待機を余儀なくさせられている。ともかく、このとき、桜のそばに立っていたのは、わたくたちだけであった。
長く垂れ下がった枝は穏やかな風で揺れていたが、家族の者から借りた明るいレンズ(F 1.2)の力を借りて、屋外灯で浮き出る花の群れを撮影してみた。
奥の建物(木造)は創立時(100年前)の学舎である(現在は、記念会館として保存されている)。
ベンチに座って、静かにビールを味わいたかったが、今は非常時である。
LED灯とポストスーパームーンに照らされて。
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キャンパスの中庭でも、花が見頃を迎えていた。
桜花とマスクをつけたシニアモデル。もちろん、シャッターボタンを押したのは、マスクをつけたシニアカメラマンである(苦笑)。
灯火で浮かび出る桜が醸し出す雰囲気に、心を動かされる。
近くの山から昇る、ポストスーパームーン
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撮影、4月8日、群馬大学桐生キャンパスにて。EOS 6D、EF 50 mm F1.2L。