この頃、花が終わった苗をワンコインで手に入れて、育ててみることが多くなった。今回アップした、シュウメイギク・ダイアナの花は、そのような経緯で昨年の晩秋から咲くときを待っていたものである。
ダイアナは数十年前に渡来したと言われている。ちなみに、英語名はプリティーレディーである。ダイアナとの名に変化した由来は知らないが、このシュウメイギクの花は、たとえば、濃淡がある花びら(実は、萼)や不揃いな花形など、在来種に見られないものをもっている。
尾根越しに射してくる朝日を浴びて。デフォルメ化された花が浮き出る。
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8月末から、蕾がつぎつぎと膨らんで、花が開きはじめた。面白いことに、花びらの外皮は細毛で覆われている。
このような特徴は、レンズを向けなければ見過ごされそうである。
花には、白い縁取りがあるように見える。
この花にレンズを向けていると、白い縁取りのある花びらが特徴的なサクラソウ、ナンキンコザクラ(南京小桜)を、
当方は想いだす。
デフォルメを強調して。
在来種の花(端正な花形と色)
撮影 8月末ー9月下旬。
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今日は、クリニックで、インフルエンザ・ワクチンの接種を受けてきた。かつて、現役時代において、稀のことながら、インフルエンザ感染の順番が当方にも回ってきて、アンカーとして感染することがあった。しかし、ワクチン接種を受け始めてから、そして、もはや来るに及ばずとの状態になってから、そのようなことはなくなった。ところで、新型コロナウイルス感染症に対して神経質にならざるをえない生活は、いつまで続くのであろうか。