こつなぎの写真ノート

身近な自然の彩りを楽しみながら

サクラの彩りに誘われて(桐生川とその周辺にて)、2021年3月

2021-03-28 | 

当地においても、サクラの花に誘われて歩きたくなる時季が到来した。今日は青空が見えない天気になっているが、少しでも日差しがあればその彩りが目立つまで、開花が進んでいる。昨日は、サクラの彩りが際立つ風景を求めて、桐生川(中流)とその周辺を彷徨ってみた。

山城(桐生城)跡がある城山(別名、柄杓山、361 m)の山腹に植えられている、ソメイヨシノでの色付きが市街地から判別できる状態になった。ここでの開花は市街地のサクラのそれよりも一週間ほど遅れると言われているが。

堤防の上を行きつ戻りつして、平地と山地での彩りが同時に楽しめるポイントを探してみた。

 

現時点において、無い物ねだりは水面の広がりである。この時季、上流のダムからの放水量は少ない。ちなみに、一作年、台風19号来襲の後では、川の流れが画像のような状態になった。

 

さて、川の近くにある施設(市立ふれあいセンター)では、サクラ、サンシュユ、ハナモモなどが春の到来を告げていた。

 

サクラとサンシュユ(1)

 

サンシュユ(山茱黄、ミズキ科サンシュユ属の落葉性小高木、高さ4-5 m)は、江戸時代に薬用として渡来した。葉が出る前に黄色の細かい花が球状に集まって咲く。木全体が黄金色に見えるので、ハルコガネバナとの別名がある。サンシュユは漢名の音読み、原産地は中国、朝鮮半島である。

サクラとサンシュユ(2)

 

山に囲まれた市街地に住んでいると、どうしても背景に山を入れたくなる(苦笑)。

 

 

明日は満月が近くの山から昇る。気象条件が整えば、月明かりのもとで、これらの景色を再び眺めたいと思う。明日の天気は晴れと予報されているが、黄砂が飛来すると予告されている。

檜の花粉と黄砂によるダブルパンチが避けられることを祈念して。

*****

3月26日撮影、桐生市にて。幾分か視界が霞んでいたので、円偏光フィルターを用いた。