街を囲む山並みの上に青空が広がる、雲が浮かぶ、雲が朝日や夕日に染まる、山並みから朝日や月が昇る、山並みに夕日や月が沈む。これらの自然現象にレンズを向けながら、自分達は広大な庭園の中に住んでいるのだと、ときには錯覚したくなる。
さて、先月下旬のことであったが、山並みの上にレンズ状および波状の雲が青空に浮かぶ景色に出会った。
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レンズ状雲は見方を変えると、吊るし雲の一種のようである。
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波状雲とひつじ雲が混じっている。このとき、上弦の月が雲に囲まれていた。
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1月下旬(午後)、桐生市にて。
明日は南岸低気圧の通過によって、当地においても午前中から雪が降るとの予報が出されている。今冬では、昨年12月に一回、雪が数センチほど積もった。しかし、街のみならず山並みにおいて、雪化粧はその日のうちに消えた。