薄明時間帯(マジックアワー)での色彩(4時20分頃から)。朝日は右側の山頂付近から5時半頃に昇ります。
先週から猛暑日が続いています。唯一の救いは、日中では湿度が高くありませんので(40−50%)、室内や木陰においてあまり蒸し暑さを感じないことです。まあ、このようなときは、早起きをして日の出前での彩りを静かに眺めることも一興かなと思い、わたくしは午前4時頃に抜き足差し足で散策をはじめました。
散策路での展望台に立ち、涼しく柔らかな風を受けながら、山並み上空での彩りが濃くなるときを待ちました。ちなみに、日の出は4時46分(群馬)です。
山並みの上空が赤く染まっています。昨夜の激しい雷雨で、波長の短い光(青系)を散乱する粒子(水蒸気)が太陽光の進路に残っているからです。この場合、長波長の光(赤系)はあまり散乱されずに上空に届きます。
前日が快晴ですと、これほどまで赤くなりません。
何度出会っても、見飽きない美しい彩りが現れました。そして、彩りは刻々と変化しました。
薄いながらも、光芒(薄明光線)が現れています。
梅雨時では、これほどまでの彩りがほとんど現れませんでした。
突然、飛行雲が朝日に染まりました。山頂の上空(日の出方向)に近づくにつれて、飛行機雲の輝きは強くなりました。
飛行機雲での彩りは後の記事で。
28日午前4時頃から、桐生市にて、ホワイトバランスは太陽光(昼光)。
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昨夜(27日)、雷雨が去った後の光景です(午後7時10分頃)。周囲が暗くなっているにもかかわらず、部分的に夕焼けを思わせるような光景が約10分間ほど続きました。何とも不可解な光景です。
午後5時頃、この後、激しい雷雨。