異教の地「日本」 ~二つの愛する”J”のために!

言論宗教の自由が保障され、ひとりひとりの人権が尊ばれ、共に生きることを喜ぶ、愛すべき日本の地であることを願う。

【原発】「テント撤去」控訴審判決が迫る~再稼働反対!10.23(金)~抵抗運動を根っこで支える老人パワー

2015-10-24 17:19:11 | ご案内

10月26日(月)テント裁判判決日 当日の予定
● 13時30分 テントひろば前集合
● 14時   東京高裁前集会
● 15時   判決(102号法廷)
● 15時30分 記者会見
 16時   報告集会 衆院第二議員会館 多目的会議室

 

LNJ Logohttp://www.labornetjp.org/news/2015/1023kinositaより転載

「テント撤去」控訴審判決が迫る~再稼働反対!10.23金曜行動レポート

       木下昌明

 

動画(6分43秒)

 10月23日金曜日。26日に、いよいよ東京高裁でテント裁判の控訴審判決が行われる。その裁判の話をきくために午後6時すぎにテントひろばへ訪れると、川柳人の乱鬼龍さん(写真上)がいた。かれはテント闘争がはじまると、その中心メンバーの一人として、昼は仕事に出かけ、夜は泊まり込む日が多い。いわばテントの主の一人である。かれは「撤去の判決が出れば、一、二週間でテントはなくなるだろう」と、その危機感を訴えた。

 テントは脱原発の拠点であり、抗議にくる人々のシンボルとなっている。それがなくなると今後のたたかいはどうなるのだろう。川内につづいて伊方原発でも再稼働をはじめようとしているなかで、政府は真綿で首をしめるようにじわじわと反原発の声を封じ込めようとしている。

 財務省前では、斉藤美智子さん(写真)が一人でマイクを握って声を上げていた。彼女に「どちらからいらっしゃったんですか?」と尋ねると、東京の西で電車を3つも乗りついできているという。彼女が小さな体でヨタヨタ歩きながらも、原発と戦争反対の声を上げている姿には胸打たれる。国会周辺での貴重な存在である。

 今夜は官邸前ではなく、直接国会正門前に向かった。そこでは老若男女が次々とスピーチしていた。そのなかで、六ヶ所村の再処理工場など現地調査してきた藤野保史共産党議員(写真上)の報告に感心した。また、川内原発に反対して8ヵ月と20日間も久見崎テントで抗議していたという80歳になる老人がスピーチした(写真下)。老人パワーの威力というか執念を改めて感じた。

 地味ではあるが、戦争の悲惨と戦後の飢えの時代を生きた老人たちが、いまの抵抗運動を根っこのところで支えているのだと痛感した。

 

Created by staff01. Last modified on 2015-10-24 12:35:35 Copyright: Default

 

 

 

 


北野武絶賛の映画監督が待望の…「人魚に会える日。」製作委員会~クラウドファンディングで資金集め

2015-10-24 02:18:19 | 沖縄

北野武絶賛の映画監督が待望の長編 テーマは「沖縄」と「辺野古」

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「人魚に会える日。」製作委員会提供
 大学進学を機に上京して驚いた。70年前に沖縄戦が終わった6月23日の「慰霊の日」が東京の大学生や若者の間ではあまり知られていない。映画を作って、沖縄の今の姿を知ってもらおうと思い立った。~クラウドファンディングで資金を集めて・・・・
 
 
 

「沖縄から世界へ」大学生の”伝えられてこなかった思い”を届ける映画公開に支援を


私たちは無力なんでしょうか?

沖縄出身の大学生、仲村颯悟が監督を務めた映画『人魚に会える日。』。沖縄で生まれ、基地と海に囲まれて育った若者達が「大人がつくる基地問題」の間で揺れ動く心の葛藤を描いた本作を全国、世界に届ける為に力を貸して下さい。

沖縄の若者の純粋な思いを世界へ

映画『人魚に会える日。』は昨年2014年の夏に撮影が開始されました。監督をはじめとする主要スタッフは全て沖縄出身の大学生です。

――青く輝く海だって、壮大に広がる基地だって、僕らにとっては「いつもの沖縄」。

基地は問題なのか。なにが「正義」なのか。「平和」とは、「犠牲」の上でしか成り立たないのか――。

そんな「沖縄の若者の純粋な思いを世界へ」というコンセプトに賛同した歌手のCoccoら沖縄県内外で活躍するタレント・アーティストが出演し、エンディング曲はMONGOL800のUezu Kiyosaku(うえずきよさく)が手がけるなど、世代を超えて沖縄から発信したい「思い」が多く詰まった作品です。

色んな問題を抱えた小さな島・沖縄。
そこで生まれ育った僕たちの揺れ動く思いを今だからこそ、映画という手段を使って全国民、そして世界中へ伝えたいです。
しかし、映画を公開するのには多額な資金が必要です。
本作は、人魚伝説のモデルとなった生き物・ジュゴンをテーマに、戦後70年を迎える沖縄の“今”を若者の視点で切り取り、様々な問題の渦中で揺れ動く高校生の心情を吐き出した内容です。

社会的には「問題作」と受け取られるようで、本作を配給することを決めてからも、通常の配給会社や企業サポーターをみつけることがとても大変な状況になっています。そこで今回、皆様からのご協力を広く集めるべく動き出そうと思い立ちました。

沖縄の外で感じた違和感

本作の監督:仲村颯悟(なかむらりゅうご)
1996年沖縄市生まれ。
小学生の頃からホームビデオカメラを手にし、数多くの作品を制作してきました。13歳の頃に手がけた自身初の長編デビュー映画『やぎの冒険が国内外の映画祭に次々と招待されたほか、沖縄県内で大ヒットし、ビートたけしや塚本晋也監督からも絶賛されました。
彼の長編2作目となるのが、本作『人魚に会える日。』です。 仲村監督は大学進学のため約2年前に上京して、初めて沖縄の外の世界を見ました。
沖縄県民全員が平和を願う「慰霊の日」(1945年6月23日に沖縄戦の組織的戦闘が終結したことにちなんで、琉球政府及び沖縄県が定めた記念日)に、関東ではごく普通の平日だったことを目の当たりにして、肌で感じた明らかな違和感。

―幼い頃から「平和」について考え、自然と共に生まれ育った僕たち。―

「楽園」と呼ばれる地元・沖縄はいま、基地反対派と賛成派が争う日々。
みんなが「平和」に暮らせ、“そこにあるもの”を守っていきたいだけ。
その為に一体僕たちは何ができるのだろう?

「そんな僕らの感じている思い・葛藤を、どうにか伝えたい」
そんな監督と同じ思いを感じていた沖縄出身の学生らが集まり、本作は制作されました。

<映画のあらすじ>

沖縄県北部の(架空の地名)辺野座には古くからジュゴンがいるとされている。
ジュゴンを追い求めるうち、ある事実に気付いた結介は不登校になってしまう。
そんな結介を心配する同級生のユメ、裕人、そして担任教師の良太は彼の家へと向かう。
時を同じく良太のもとに後輩でフリーカメラマンの剛志、編集者の健一が。
ひょんなことから彼らと共に良太は辺野座でジュゴンを探すこととなる。
しかしその頃、辺野座ではある「儀式」が執り行われようとしていた。
辺野座に集まった彼らも、次第にその「儀式」に巻き込まれていく…。

 

 

 

 

 

 

 

○配給、宣伝など公開資金に使います

今回目標としている300万円は、全国公開のための資金です。頂いた支援金を、配給及び宣伝費用にあて2016年に全国の劇場にて順次公開していきます。

また公開時には、全劇場にて監督はじめスタッフ&キャストの舞台挨拶を行い、どのような思いで本作を制作したのかを直接観客へ伝えます。
テレビや新聞では届くことのない沖縄で育った若者の思いが詰まった作品を、監督の舞台挨拶と共に日本中へ届ける今プロジェクトは、無力感を抱いている多くの若者にやる気や勇気を与えることができ、これからの将来において重要な一歩を踏み出すことができると考えています。
目標を達成した場合は、以下の用途に使用される予定です。

◇配給費 本編制作(英語字幕制作含む)など 70万円

◇宣伝費 チラシ、チケット、ポスター印刷、試写会など 100万円

◇イベント費 監督・キャスト、舞台挨拶の出張費  60万円

◇リターン制作費、送料など  70万円


◯今後の挑戦と想定されるリスク

2014年夏、監督のアルバイト代で捻出したわずかな資金で撮影をし、現在も2016年の全国公開を目指して動いています。地元・沖縄での公開は目処がたったものの、他の都市で上映するにはまだまだ準備や資金、多くの人のサポートが必要です。

2016年2月の沖縄での公開を皮切りに、以降東京、全国での公開を目指していますが、資金が十分集まらなければ、全国にこの映画を届けるのが困難になります。映画の全国配給のためには、今回のクラウドファンディングの目標金額より何倍もの資金が必要だからです。

また、主要都市での上映を想定していますが、現時点では、上映場所、日程などを特定できないことをご了承下さい。以上の事情をご理解頂ければ幸いです。支援者のみなさまには、その都度途中経過のご報告をお約束致します。



 

 

 

  



 

 

 

 


◯各リターンについての詳細

<支援者限定の活動報告を共有>

 支援者限定で監督の近況と映画の最新情報をお届けします。

<映画鑑賞券>

 劇場鑑賞券を公開前にお送りします。

 (公開される全ての劇場で使える出資者様特別招待券となります。

 公開情報は公開が決定した都市より、随時アップデートします。)

<映画公式サイトにお名前掲載>

 お名前を映画公式サイトに掲載致します。

<DVDプレゼント>

 本作品のDVDをお送りします。

<仲村颯悟監督作品『島の時間』DVDプレゼント>(先着50組限定)

 先着50組限定!仲村監督の『島の時間』(2009年制作)のDVDをプレゼントします。

<オリジナルクリアファイルプレゼント>

 映画『人魚に会える日。』オリジナルクリアファイルをプレゼントします。

<スチール>

 キャストサイン付きの本編スチールをプレゼントします。

<Coccoさんオリジナルデザイン入りスタッフTシャツ>

 裏面はCoccoさんオリジナルデザイン!かわいい限定Tシャツです。

<キャストサイン付きCoccoさんオリジナルデザイン入りスタッフTシャツ>

 CoccoさんオリジナルデザインのTシャツ×キャストのサイン入りです!

<DVDのエンドロールにお名前掲載>

 お名前を本作DVDエンドロールに掲載致します。

<イベント交流会参加権>

 監督、関係者参加のイベント交流会に参加できます!

 製作秘話などが直接聞ける貴重な機会です。

(実施場所は都内を予定。詳細は別途ご連絡します。目標金額達成次第、順次他市での実施も行う予定です。)

<本編未収録映像DVD>

 映画の本編に収録しきれなかった多くのインタビューを収録したDVDをお送りします。

<プライベート上映会開催権> 

 みなさまのご希望の会場で映画の上映会を1日2回上映で開催することができます。上映素材や宣伝用の素材はこちらからご提供しますが、上映会場や設備、宣伝費用などは、みなさまのご負担となります。10万円リターンのプライベート上映会は監督は不参加、30万円リターンのプライベート上映会は監督が参加いたします。

(実施場所は日本国内に限ります)

<スタッフオリジナル!沖縄の海からつくった塩『ぬちまーす「命の塩」>

 沖縄の海から、監督、スタッフが、一から「命の塩」を作ります。

 制作過程もおつけします。

 世界にたった一つの、ぼくたちが思いを込めてつくる「100万円の塩」をお届けします。

 

 

 

 

 

 

(CoccoさんデザインのオリジナルスタッフTシャツ!)

 

◯監督からのメッセージ

昨年、関東で迎えた「慰霊の日」に、心のなかで何かが動きました。
関東で6月23日は普通の平日であり、いつも通り電車が動き、会社や学校へ出かけていく。
「誰も知らない。沖縄のことなんか、誰も知らない。ならば、伝えなければいけない。」
予算も限られているなか、ただただ思いを伝えるための手段として映画『人魚に会える日。』は制作されました。
今、この映画を制作しなければいけないんだと強く思いました。 そして、なるべく多くの人に見せなければいけないんだと本気で思っています。
どうかお力をお貸しください。僕らの映画を公開し、思いを伝えさせてください。

是非ともご支援をよろしくお願いします。
また、今プロジェクトに興味を持ち、最後まで読んでいただきありがとうございました。これからもスタッフ一同全力で公開へ向けて励んでいきます。

(クランクアップ時の集合写真)

 

 


【動画】ある流れができると戦争反対と言えなくなる…(田原総一郎)みんなの戦争証言アーカイブス

2015-10-24 02:17:52 | 平和 戦争 自衛隊

http://true-stories.jp/?p=720 より転載

 

 


軍国主義真っただ中の小学校時代
「天皇陛下のために名誉の戦死をしろ」と教わった

真珠湾攻撃の報せ
学校の先生は「これは聖戦である」と言った

玉音放送
終戦を境に大人の言う事が180度変わった

ある流れができると戦争は止められない
天皇や東条英機ですら反対できなかった

若者へのメッセージ
自由にものが言えるようにしなきゃいけない

 

田原さんは、二二六事件が起きる2年前、昭和9年(1934年)4月15日に滋賀県で生まれました。盧溝橋事件は3歳、真珠湾攻撃は7歳でした。戦争一色、軍国主義の真っ只中で幼少期を過ごします。
   
開戦から敗戦、そして戦後。時代の大きな転機に田原少年は翻弄されてきました。
   
「大人の言うことを信じてはいけない」
   
ジャーナリスト田原総一朗さんの原点は、少年期のこうした体験に根差したものとも言えます。
     
そんな田原さんは、今年4月、『おじいちゃんが孫に語る戦争』という本を出版されました。田原さんご自身の戦争体験を元に、太平洋戦争がどのように始まり、そして負けていったのかを、解説を交え、子ども向けに平易な表現で書き進めていったものです。
   
そこには、戦争そのものの不条理さと、それを経験した世代として二度とあのような惨禍を招き入れてはならないという強いメッセージが込められています。
    
今だからこそ、子どもたちに伝えなくてはいけないと語る田原さんの強い思い。およそ1時間のインタビューを編集することなく、そのまま皆さんに映像でお届けします。

昭和9年(1934)
4月15日
 
滋賀県に生まれる。
昭和12年(1937)
7月7日
3歳
盧溝橋事件
昭和16年(1941)
12月8日
7歳
真珠湾攻撃
昭和18年(1943)
 
9歳
学徒出陣
昭和20年(1945)
8月15日
11歳
玉音放送。終戦。
 
安彦和弘 Kazuhiro Abiko

「ある流れができると誰も戦争を止められない。天皇ですら東条英機ですら反対できなかった」と、田原さんは話す。
では、ある流れとは、どんなきっかけでできるのだろうか?それともきっかけらしきものは、その流れの中にいる者たちには気づかないのだろうか?
現代に置き換えれば、例えば、周辺諸国の脅威によって、自衛隊員に犠牲が出る。一気にナショナリズムができあがりそれに逆らう事ができないという状態なのだろうか?
また、それと同時に、「自由にものを言えるようすることが必要である」と話す田原さんは、今、極論ばかりが飛び交い建設的な議論ができない風潮に危機感を感じているのではないかと思う。
安保法制に対し、戦争反対と反論する。戦争は誰しもが反対なのだ、ではどうやって回避するか?いざ有事が起こったときにどう対処するのか?現実に則した議論をし尽くす必要があるのに、見知った間柄同士でもできない。
あれ?これって、戦時中に「戦争反対」と言えなかった風潮に似ている。もっとざっくばらんに違う意見をぶつけあうことが大切なのではないだろうか。

 

 

 


【辺野古】10/23 雨の中、「ケセラ」を熱唱。アルソック(警備会社)に、約8ケ月でなんと約20億円!

2015-10-24 02:16:47 | 沖縄

チョイさんの沖縄日記

http://blog.goo.ne.jp/chuy/e/aac088ac3853e447984aa6cb8223f842より転載

雨の中、真由美さんと博治さんが「ケセラ」を熱唱。アルソック(警備会社)に、約8ケ月でなんと約20億円!

2015年10月23日 

 10月23日(金)、早朝5時過ぎ出発、途中3人を拾って辺野古に向った。何時、国土交通大臣が知事の「埋立承認の取消し」を執行停止するか分からないので、今日からゲート前での阻止行動を強化するのだ。

 今日も台風の影響で、一日中、強い雨が降り続いた。ゲート前集会では、そんな雨を吹き飛ばそうと、京都の歌姫・真由美さんが頑張ってくれた。特に盛り上がったのは、山城博治さんとの「ケセラ」の熱唱。やんややんやの喝采が湧き上がった。

 

              (真由美さんと山城博治さんの熱唱)

  司会のOさんに促され、私も博治さんに続いてマイクを握った。今日、お話ししたのは、シュワブのゲートで警備にあたっているアルソック(総合警備保障㈱)との工事契約についてだ。昨年から工事用ゲート前にアルソックの警備員らが並び、抗議する県民に対峙するようになっている。この業務について、防衛局は7月22日、「シュワブ(H27)陸上警備業務」をアルソックと契約した。工期は7月23日から来年3月31日の253日間の業務契約だ。

 皆に「このアルソックとの契約金額、分かりますか?」と聞いてみた。誰も正答できない。契約金額はなんと19億3408万円、1日あたり760万円という高額なのだ。皆から驚きの声があがった。

 それだけではない。下にこの契約の「入札・契約状況調書」を添付したので見ていただきたい。

 

 防衛局が設定した予定価格に対する入札金額の割合を落札率というが、この契約では実に99.8%にもなっている。ほぼ、予定価格の満額で落札したことになる。こんなことは通常ありえない。業者間で談合がなされたか、発注者から予定価格が業者に漏らされていたとしか考えられない。

 この「陸上警備業務」だけではない。防衛局は、やはり7月22日に「海上警備業務」の契約を締結した。やはり今年度末までの契約だが、請負金額は実に24億円にもなっている(これも落札率は99.5%)。

 そもそもこれらの警備業務は、昨年6月、大成建設と約60億円で契約した「シュワブ(H26)仮設工事」に含まれていたはずのものである。この工事は、増額変更が続き、今年6月末の変更契約では147億円にも増えている。この変更契約でも、「陸上警備業務」「海上警備業務」が計上されており、7月22日の「シュワブ(H27)陸上警備業務」「シュワブ(H27)海上警備業務」と重複しているのはどういうことだろうか?

 ともかく辺野古新基地建設事業に関しては、それこそ湯水のように税金が浪費されている。