異教の地「日本」 ~二つの愛する”J”のために!

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写真<稲嶺市長の退任式>胴上げで送り出された市長がいる。まだまだ名護には希望がある。沖縄にもこの国にも…/ 「あきらめないこと」稲嶺さん、辺野古前に姿を 2018.2.8

2018-02-08 22:56:29 | 沖縄

我々はあきらめない!
<稲嶺市長の退任式>胴上げで送り出された市長がいる。まだまだ名護には希望がある。沖縄にもこの国にも…
/ 「あきらめないことですね。」ー稲嶺さんが辺野古米軍キャンプ・シュワブゲート前に姿を見せられました。
 

画像に含まれている可能性があるもの:2人、テキスト

 

稲嶺市長の退任式

胴上げで送り出された市長がいる。まだまだ名護には希望がある。沖縄にもこの国にも希望はある。                                    大袈裟 太郎 通信808

画像に含まれている可能性があるもの:8人、、スマイル、群衆、屋外


庁舎2階のテラスは駆けつけた人々であふれかえった。
「今日は名護中の花がここに来てるはずね」と友人が涙声で言った。
市長として最後の稲嶺さんのスピーチを聴いた。
「20年続く対立と分断、さみしいことです。なぜこんな小さな町が国策について判断を迫られ、苦しまないといけないのか。いつまで続くんだろう。心が痛い」 (Asai Hiroki氏)
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沖縄2紙を「日本人として恥」と批判した産経新聞が、デマ(虚偽、中傷報道したこと)とめずらしく?認め”謝罪”~沖縄米兵の救出報道 おわびと削除 2018.2.8 産経ニュース 

2018-02-08 21:23:59 | 報道 NHK 民放

沖縄2紙を「日本人として恥」と批判した産経新聞が、デマ(虚偽、中傷報道したこと)とめずらしく?認め”謝罪”

 
 産経新聞社は、去年12月に沖縄県内で起きた交通事故で、アメリカ海兵隊の隊員が日本人を救出して後続車にはねられたのに地元の新聞社が黙殺したなどとする記事について、取材が不十分で行き過ぎた表現があったとして記事を削除するとともに、沖縄の新聞社2社に謝罪しました。・・・

 

 

沖縄米兵の救出報道 おわびと削除

産経ニュースhttp://www.sankei.com/affairs/news/180208/afr1802080005-n1.html

2018.2.8 08:00

 12月9日に配信した「危険顧みず日本人救出し意識不明の米海兵隊員 元米軍属判決の陰で勇敢な行動スルー」の記事中にある「日本人を救助した」は確認できませんでした。
 現在、米海兵隊は「目撃者によると、事故に巻き込まれた人のために何ができるか確認しようとして車にはねられた。実際に救出活動を行ったかは確認できなかった」と説明しています。

 記事は取材が不十分であり削除します。記事中、琉球新報、沖縄タイムスの報道姿勢に対する批判に行き過ぎた表現がありました。両社と読者の皆さまにおわびします。

 検証 「危険顧みず日本人救出し意識不明の米海兵隊員 元米軍属判決の陰で勇敢な行動スルー」報道

 本紙は、昨年12月1日に沖縄県沖縄市で発生した車6台の多重事故に関する自社報道の内容を検証した。事故ではねられて一時意識不明の重体となった在沖米海兵隊のヘクター・トルヒーヨ曹長について「横転した車両から50代の日本人男性を脱出させた」と報じたが、再取材の結果、トルヒーヨ氏が日本人男性を直接救助した事実は確認されなかった。

 (経緯)

 昨年12月1日午前4時50分ごろ、沖縄市の沖縄自動車道の北向け車線で、車6台がからむ多重事故が発生した。

 本紙那覇支局長は「トルヒーヨ氏の勇敢な行動がネット上で称賛されている」との情報を入手。救助を伝えるトルヒーヨ夫人のフェイスブックや米NBCテレビの報道を確認した上で米海兵隊に取材した。この際、沖縄県警には取材しなかった。

 米海兵隊第3海兵遠征軍からは12月6日に「別の運転手が助けを必要としているときに救ったトルヒーヨ曹長の行動は、われわれ海兵隊の価値を体現したものだ」との回答を得た。

 これを受けて、12月9日配信のインターネットサイト「産経ニュース」や同月12日付朝刊で、トルヒーヨ氏が横転した車両から日本人男性を救助した後、後続車両にはねられ重体に陥ったと報じ、あわせて、「琉球新報」と「沖縄タイムス」の地元2紙がトルヒーヨ氏の行動を報じていないと批判した。

 その後、琉球新報が救助を否定する米軍のコメントを1月30日付で報じたのを受け、再取材したところ、米海兵隊第3海兵遠征軍から2月1日、次のような回答が文書であった。本紙記者とのやりとりは次の通り。

 --米海兵隊は琉球新報の取材に対し「救助行為はしていない」と回答している。トルヒーヨ氏の事故現場での行動について、米海兵隊が把握している具体的な事実関係はどういう内容か

 「目撃者によると、トルヒーヨ氏は事故に巻き込まれた人のために何ができるか確認しようとした。手助けする前、北方面へ向かう車にはねられた。自分の車を後続車両のじゃまにならないように車道外に動かそうとしていたときだった。私たちの聞き取りでは、トルヒーヨ氏が実際に救出活動を行ったということは確認できなかった」

 「最初の現場報告では(日本人の)車両をトルヒーヨ氏が援助したということだった。後の報告で、彼自身がひかれる前に(日本人の)救出を完遂したということを確認することができなかった」

 --事故に対する見解を示してほしい

 「トルヒーヨ氏が車を止め、事故に巻き込まれた人の状況を確認し、手助けしようとしたことは、海兵隊が掲げる価値観の表れだ」

 沖縄県警は7日までの本紙取材に対し「(トルヒーヨ氏は)車道にいたところを後続の車にひかれた。何をしていたかはわからない。(日本人を)誰が助けたかはわからない」としている。

 (男性側の説明)

 横転した車両に乗っていた日本人男性は2月2日、代理人の弁護士を通じ「米軍関係者に救助された記憶はない」と当時の状況を説明した。代理人によると、男性は自身に追突した車両の日本人運転手が助手席ドアを開けたので、自力ではい上がり外に出て路肩に避難した。

 警察と救急車に電話をした後、駆け付けた米軍関係者から「大丈夫か」と声を掛けられたが、この米軍関係者がトルヒーヨ氏かどうかは分からないという。

 トルヒーヨ氏の現在の容体は安定しており、米国内で回復のためのリハビリを続けているという。横転した車両に乗っていた日本人男性はトルヒーヨ氏の安否を気遣い「一日も早い回復を祈っている」と代理人に話している。

 ◆沖縄2紙の報道は

 昨年12月2日付「琉球新報」は事故について「最初の追突事故で横転した車の後方で停止した軽自動車に、Yナンバー車(注・米軍車両を示す)が接触し路肩に停車した。後方から来た米軍の公用貨物車が軽自動車に衝突後、中央分離帯やYナンバー車に接触した。Yナンバー車から外に出た米海兵隊員男性が、後方から来たYナンバー車にひかれた」と報じた。

 同日付の「沖縄タイムス」もほぼ同様に伝えた。両紙ともに「県警交通機動隊によると」としていた。

 この事故に関して産経新聞は、12月9日付の電子版「産経ニュース」と12日付の紙面で、曹長が横転した車の日本人運転手を救出した後に事故に遭ったと伝えるとともに、「勇敢な行動」とたたえた。また産経ニュースでは、琉球新報と沖縄タイムスの地元2紙が曹長の行動を報じていないと指摘した上で「メディア、報道機関を名乗る資格はない。日本人として恥だ」などと非難した。

 琉球新報は今年1月30日付で、米海兵隊が「曹長が救助した」とする産経の報道を否定し、県警も救助の事実は確認していないと報じた。沖縄タイムスも2月1日付で、海兵隊も県警も、救助の事実を確認できていないと伝え、産経の報道を否定した。

 ◆事故で横転した車の男性運転手の代理人弁護士が発表したコメント全文

 「依頼人の記憶によれば、事故直後、依頼人運転車両に追突した日本人ドライバーが、横転して運転席側が下になった依頼人運転車両の助手席ドアを開けてくれたので、依頼人が自力で這い上がって車外に出て、路肩に避難し、双方で警察及び救急車を要請する電話をかけた後、駆けつけた米軍関係者の方が『大丈夫か』と声を掛けてくださったということです。後続車にはねられてしまった方が、このとき声を掛けてくださった方かどうかについては、依頼人にはわかりかねるということです。

 依頼人としては、米軍関係者の方に救助された記憶はないということです。ただ、重体になられた方の安否をとても気遣い、一日も早い回復をお祈りすると話しております」

 ◆乾正人産経新聞社執行役員東京編集局長

 昨年12月1日に沖縄県沖縄市で発生した車6台の多重事故をめぐる本紙とインターネットサイト「産経ニュース」の報道を検証した結果、米海兵隊への取材は行ったものの沖縄県警への取材を怠るなど事実関係の確認作業が不十分であったことが判明しました。さらに、記事中に琉球新報、沖縄タイムスに対する行き過ぎた表現があったにもかかわらず、社内で十分なチェックを受けずに産経ニュースに配信、掲載されました。

 こうした事態を真摯(しんし)に受け止め、再発防止のため記者教育をさらに徹底するとともに、出稿体制を見直し、記事の信頼性向上に努めていく所存です。

 事故にあわれた関係者、琉球新報、沖縄タイムス、読者のみなさまに深くおわびします。

 

 【関連記事】

産経新聞が12月9日に配信した記事

《【沖縄2紙が報じないニュース】 危険顧みず日本人救出し意識不明の米海兵隊員 元米軍属判決の陰で勇敢な行動スルー》

2017年12月1日に沖縄市で起きた多重事故で、在沖縄米海兵隊の男性曹長が、「クラッシュした車から日本人を救助した在沖縄の米海兵隊曹長が不運にも後続車にはねられ、意識不明の重体となった」との内容だ。

記事では、沖縄の地元紙をこう批判している。

「米軍=悪」なる思想に凝り固まる沖縄メディアは冷淡を決め込み、その真実に触れようとはしないようだ。

この記事はネット上で拡散。様々な「まとめサイト」なども相次いで引用した。

さらに、地元では回復を祈った寄せ書きイベントが開かれ、佐喜真淳・宜野湾市長も参加している。

産経新聞はこのイベントを報じた記事あきらめないで…」沖縄・佐喜真淳宜野湾市長も日本人救助後重体となった米海兵隊員に感謝のメッセージで沖縄県の翁長雄志知事を以下のように批判的に報じている。

トルヒーヨさんの勇敢な行動に対して全県民を代表する翁長雄志知事が沈黙に徹するなか、沖縄県内の首長でこうした形でメッセージを贈るのは佐喜真市長が初めて。

なお、2月8日午後4時半現在、この記事は削除されていない。
      (引用元:https://www.buzzfeed.com/jp/kotahatachi/sankei-okinawa2?utm_term=.rtgl74kLnl#.fsk0l9dmP0

 

 



<もはや犯罪的!!>NHKの国会報道が酷い! 必ず政府答弁で終わる恣意的編集、安倍政権の問題点を隠しサポートする『NW9』 2018.2.7 リテラ

2018-02-08 11:44:01 | 報道 NHK 民放

もはや犯罪的!!

NHKの国会報道が酷い! 必ず政府答弁で終わる恣意的編集、安倍政権の問題点を隠しサポートする『NW9』

 http://lite-ra.com/2018/02/post-3785.html
 
2018.02.07
NHK『ニュースウオッチ9』HPより


 ついにはじまった通常国会での予算委員会。新たな音声データや近畿財務局の記録が出てきた森友問題に、茂木敏充経済再生担当相の公職選挙法違反疑惑、沖縄で相次ぐ米軍事故と「何人死んだんだ」という暴言ヤジなど、安倍政権の姿勢を問う質疑がおこなわれた。そして、相変わらず安倍首相はすべての質疑において「真摯に」答えることなどなく、さらにはその口からは問題発言も数多く飛び出した。

 ところが、テレビをつければ日本相撲協会の理事長選の話題ばかりで、安倍首相の居丈高な答弁や、安倍政権の不誠実な対応はほとんどお茶の間に届けられることはなかった。

 なかでも酷かったのは、御多分に洩れず「安倍さまのNHK」。とくに、NHKにおける帯のニュースの看板番組である『ニュースウオッチ9』(以下『NW9』)の報道だ。

 たとえば、予算委員会がはじまった1月29日(月)の『NW9』のトップニュースは「週末にまた東京で雪?」。次に大相撲問題を報じ、ロシア反プーチンデモ、仮想通貨流出とつづき、番組開始から約32分経ってようやく予算委の話題となった。だが、そこからはじまったのは、「何人死んだんだ」ヤジについて与党議員からも批判が相次ぎ、安倍首相も「お詫び」を述べた、というものだった。

 自民党議員が質疑の時間を使っておこなったのは、この日、投開票日だった名護市長選への影響を抑えるためのたんなるパフォーマンスにすぎなかった。現に、この日の質疑では野党議員から再三、日本と同様に米軍を置くドイツのように米軍機の飛行は政府の承認を条件とするよう日米地位協定を見直すべきといった具体的な対応が求められたが、そのことは無視。こんな報道では「与党も安倍首相も反省しているらしい」ということしか伝わらず、何が根本的な問題なのかがまったく見えてこない。

 しかも、『NW9』では安倍首相の「お詫び」につづいて、財務省前理財局長である佐川宣寿国税庁長官が就任記者会見も開いていないことを野党が追及、これに対して麻生財務相が「国税庁の所管行政以外に関心が集まっていたから実施しないと決めたと聞いている」「就任にあたっての抱負は文書で出しているので適切な対応」と答弁した場面を流した。

 さらに、話題は茂木経済再生担当相の線香配布問題に移ったが、こちらも「線香に名前は入っていない」「公選法199条の3に則っている」という茂木大臣の答弁でVTRは終わり。スタジオはこれらの質疑についての解説、受けのコメントなどは一切なく、次のニュースに入った。

必ず政府答弁で終わるNHKの国会中継、重要な問題点をスルーの『NW9』

 

 麻生財務相の発言は「森友の質問が出るから就任会見を開かなかった」というもので、答弁後は質問者だった立憲民主党の長妻昭議員も「びっくりした」「それで国民には『確定申告ちゃんとしてくれ』と言うとは」と反発。委員会後には共産党の小池晃書記局長も麻生財務相の発言を「これは重大」「安倍政権ぐるみで真相隠しをやっていると言われても仕方がない」と記者会見で問題視している。麻生発言がいかに国民を軽視しているのか、そこまで報じなければ意味がないではないのだ。茂木経済再生担当相の報道も同じで、小野寺五典防衛相は過去に線香配布で議員辞職まで追い込まれていること、ならびに公選法では「氏名を表示、または類推されるような方法」での寄付を禁じられているという解説が必要だが、『NW9』は茂木経済再生相の一方的な言い分を垂れ流してそれで終わってしまったのである。

 このように、政府答弁で終わるようにVTRがつくられるという「大本営発表」の編集も問題だが、さらなる問題は、『NW9』が「重要なことは伝えていない」ということだ。

 この日の予算委では、森友学園と国側のやりとりを録音した音声データに小学校の棟上げ式に「昭恵夫人が来ることになっている」という発言があり、「昭恵夫人は棟上げ式に行くことになっていたのか」と問われた安倍首相が、事前通告があった質問にもかかわらず「突然聞かれても私は答えようがない」と逃げた場面のほか、佐川前理財局長の国会答弁が虚偽であったこと、森友学園が受けた4つの特例が“偶然”ならば「1兆7104億4047万6128分の1」の確率になるという指摘がおこなわれていた。

 いや、この日からはじまった予算委は、質問時間配分が与党のゴリ押しで「与党2:野党8」から「与党3:野党7」に引き上げられたというのに、自民党の堀内詔子議員は質問時間を余らせたまま質疑を終わらせようとするという“事件”も起こった。だが、『NW9』はこうした“安倍政権に不利益”な話題は一切、報じなかったのだ。

 もちろん、この29日放送だけが酷かったのではない。30日は伊藤詩織さんが傍聴席から見守るなか山口敬之氏の準強姦・逮捕もみ消し疑惑やスパコン疑惑、さらに沖縄の基地負担問題に絡んで安倍首相が質問者の立憲民主党・本多議員に「安倍政権は負担軽減を進めていることが(野党は)よほど気に食わなかったのかもしれませんが。そんな顔をされている」などと言い出す場面もあったが、『NW9』は全部無視。その上、キャスターは「いまの国会の焦点である憲法改正をめぐって、きょう踏み込んだ論戦がおこなわれました」「テーマは憲法9条」と紹介し、「自衛隊の存在自体をしっかり憲法に私は明記するべきであろうと」という安倍首相の答弁や自民党内で起こっている議論について報じた。

 国民から積極的に改憲の声があがっているわけでもないのに、一方的にまくし立てているのは安倍首相だ。それを「いまの国会の焦点」と言い切り、VTRでは安倍首相の主張と自民党内の議論だけを報じる──。しかも、この週のVTR明けのキャスターのコメントはなしか、あるいは今後の国会日程を述べるだけだったが、この日だけはキャスターがVTRを受けて、「自民党総裁の立場で意見を明確にされたということです」などと口にした。こういうときだけ安倍首相をしっかりアシストするべく補足を入れるのである。

 

『報道ステーション』木村草太のコメントとNHK報道の雲泥の差

 

『NW9』は一事が万事この調子で、その上、予算委がはじまった月曜から木曜まで、国会の話題を伝えたのは番組開始から30分を超えてからという小さい扱い。トップで伝えたのは「東京で積雪か」というものと「皆既月食」の話題で、2日(金)にいたっては番組開始から13分間も使って相撲協会の理事候補選を伝えた一方、国会の話題はひとつも取り上げなかった。ちなみに、この日の衆院予算委で安倍首相は、米軍基地の沖縄県内移設の理由を「本土の理解が得られない」と答弁。これまでは地政学的な理由などを挙げてきたが、沖縄に面倒を押し付けたいという本心をついに露わにしたのだが、この問題発言は伝えられなかったのだ。

 NHKに限らず、民放キー局の報道にしても相撲の話題一色で、報じられるべき国会審議の内容が報じられていない現状はある。しかし、先に指摘したように、とくに『NW9』は安倍首相や政府側の主張でVTRを締め、その後に国会で起こっている野党からの反論や、問題点を指摘する解説を伝えないという「安倍政権のための放送」になっている。

 他方、2月2日放送の『報道ステーション』(テレビ朝日)は、森友学園の話題を伝えたあと、ゲストの憲法学者である木村草太氏が、このようにコメントした。約1分間のコメントだが、以下に書き起こそう。

「会計検査院の検査などもあって、まず不適切な国有財産の管理・処分があったということはあきらかになりました。また、佐川現国税庁長官・前理財局長が虚偽、不適切な答弁をおこなったこともあきらかになりました。ですから、これまでも言ってきたことですけれども、首相は財務省の関係者を適切に処分し、また、財務大臣にも責任をとらせなくてはいけない、ということになります。もし、誰にも責任をとらせないということになりますと、首相として佐川長官の答弁であるとか、財務省がやったことを追認するということですから、安倍さんはご自身『土地取引にはかかわっていない』とおっしゃっているんですけれども、やったことを追認するというのは、自ら取引を指示したのとまったく変わらない責任を負うということですから、やはり自分に責任がないと言うのであれば、きちんと関係者を適切に処分する必要があると思いますね」

 この木村氏のコメントは、ストレートな視点から、ごくごく当たり前のことしか言っていない。だが、こうした極めて常識的な視点が、NHKのニュース番組にはまったくないのだ。

 民放キー局の報道もけっして褒められたものではないが、NHKの報道は群を抜いて悪化している。とくに『NW9』は、安倍首相と極めて近い岩田明子記者をはじめとする政治部による介入が顕著だが、これで公共放送の看板を掲げることは、もはや犯罪的であると言わざるを得ない。

 

 

 

 


因縁の加計学園と対面した前川喜平氏 「あの建物を見たくなかった」 2018.2.8 田中龍作ジャーナル

2018-02-08 04:02:43 | 森友・加計疑惑

因縁の加計学園と対面した前川喜平氏 「あの建物を見たくなかった」

獣医学部校舎前に立つ前川喜平氏。文部行政官のトップとして、開学を許してしまったことに、忸怩たるものがあったのだろう。レンズ越しに見る表情は厳しかった。=3日、今治市いこいの丘 撮影:田中龍作=

獣医学部校舎前に立つ前川喜平氏。文部行政官のトップとして、開学を許してしまったことに、忸怩たるものがあったのだろう。レンズ越しに見る表情は厳しかった。=3日、今治市いこいの丘 撮影:田中龍作=

 松山空港から車に揺られて約1時間。文科省事務方の前最高責任者は、文科行政の歴史的な汚点となった学舎の前に降り立った。

 前川喜平氏が3日、市民グループが主催する講演会のため今治市を訪れた。市街地にほど近い丘陵地帯に完成しつつある加計学園獣医学部校舎には、講演会会場に向かう途中で立ち寄ったのだった。

 前川氏は主催者たちに案内され、広大なキャンパスに沿った県道の歩道をゆっくりと歩いた。巨大な建物は首が凝るほど見上げなければならなかった。

 3棟のうち真ん中に位置する獣医学部棟といわれる建物の前に来た時だった。

 「こうして既成事実を積み重ねていったんだなあ」・・・前川氏は落胆とも驚きともつかぬ口調で感想をもらした。

 「ここは一年前まで更地だったんですよ」と田中が説明すると、前川氏は「やっぱり急いだんだ」。

 獣医学部の開設に疑義を呈していた前事務次官は、さらに疑問を深めたようだった。

 「どうしてあんなに開学を急いだのか分からない。我々にはおととし(2016年)の8~9月頃から『(平成)30年4月の開学だ』と言ってきてましたからねえ」。常に冷静で淡々と語る前川氏が、少し強い口調で言った。

 経営危機が囁かれる加計学園は、建設費用の水増し請求疑惑が持たれており、裁判沙汰となっている。開学を急いだ理由を、前川氏は婉曲的に表現したのだ。

巨大な獣医学部校舎を見上げる前川氏。案内役の講演会主催者から説明を聞けば聞くほど呆れていた。=3日、今治市いこいの丘 撮影:田中龍作=

巨大な獣医学部校舎を見上げる前川氏。案内役の講演会主催者から説明を聞けば聞くほど呆れていた。=3日、今治市いこいの丘 撮影:田中龍作=

 講演会の後で「莫大な公費を投じて作ったあの校舎をどう思うか?」と尋ねた。

 前川「今治市民が許してしまったことは後になって痛恨の記憶として残るだろう」

 田中「前川さんご自身、悔いはないか?」

 前川「あの建物を見たいとは思わなかった」

 安倍政権により行政が歪められたとする見方について聞くと「あからさまであることは間違いない」。前川氏は決然として言った。

 公僕のトップが、造船とタオルの町で安倍首相による国家の私物化を巨大なコンクリートの塊として見せつけられたのだった。
 
  ※
本稿は3日に取材したものですが、『週刊文春』と現場で交わした紳士協定により本日(8日)零時の公開となりました。

空港に出迎えた主催者の車から降り立った前川氏。白のプリウスが氏には似合っていた。いかめしい黒塗りのハイヤーではなかった。=3日、今治市いこいの丘 撮影:田中龍作=

空港に出迎えた主催者の車から降り立った前川氏。白のプリウスが氏には似合っていた。いかめしい黒塗りのハイヤーではなかった。=3日、今治市いこいの丘 撮影:田中龍作=

 〜終わり~

   ◇
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