※ 対外支援や軍事費には気前よく血税をばらまくくせに、「消費税増税が出来なかった」事を理由にして国民健康保険の財政支援を300億円減額
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20161217/k10010810741000.htmlより転載
国民健康保険の財政支援300億円減額へ 厚生労働相
12月17日 19時02分
塩崎厚生労働大臣は、全国知事会など地方団体の代表と会談し、来年度予定されていた国民健康保険への追加的な財政支援について、消費税率の10%への引き上げの再延期により財源の確保が困難だとして、300億円減額する方針を伝えました。
自治体が運営する国民健康保険をめぐって、政府は、赤字が続いていることから、財政基盤を強化するため来年度から1700億円の追加的な財政支援を行うことにしていましたが、消費税率の10%への引き上げが再延期された影響を受けて、減額するかどうかなど検討を進めていました。
こうした中、塩崎厚生労働大臣は17日、厚生労働省で、栃木県の福田富一知事など全国知事会や全国市長会などの代表と会談しました。
このなかで、塩崎大臣は「約束と違うことになり、おわびしたい」と述べ、引き上げの再延期により財源の確保が困難だとして、財政支援のうち基金への積み増し分の一部に当たる300億円を減額する方針を伝えました。
これに対し、福田知事は「一定の理解はするが、いつ積み増しができるのか、時期を示してほしい」と述べ、来週開かれる政府と地方6団体が意見を交わす「国と地方の協議の場」で回答するよう求めました。