おもしろき ー熊本、鹿児島、宮崎で過ごした日々🌟🌟🌟

おもしろきことのなき世をおもしろく!Carpe Diem. 人間万事塞翁が馬。人生いろいろあるから、おもしろい!

「推し、燃ゆ」

2023年02月16日 22時17分04秒 | 

今日も5コマ。

充実した1日だった。

授業がやはり、一番楽しいし、やり甲斐がある。

それはそれとして…

今日は中学3年生だけは修学旅行の日程の関係で、一足早く学年末テスト二日目である。

4時間で終わるのだが、他学年の帰りのバスを待つべく、午後は自習になっている。

担任クラスの自習監督に入った。

皆、無言で自習している中、後ろのロッカーのところへ行くと、誰が置いたのか、数冊の本が置いてあった。

夏目漱石の「こころ」など、読んだことのある本が並んでいる。

そんな中、「推し、燃ゆ」が目に留まった。

芥川賞受賞作品というのは知っていたが、読む気にはなれなかった。

せっかくだから、手にとってみる。

そんなに長編でもない。

そう思い、読み始めた。

生徒から、よく「推し」の言葉を聞いていたが、初めて「推し」がどういうものなのかを理解した。

全てを犠牲にしてまでも、何かのために頑張ることが人の幸せなのだろう。

少し、若者の気持ちが理解できた気がする。

休日、神社巡りやおいしいもの巡りに時間と労力を注いでいる僕も本質は変わらないかもしれない。

皆、対象は変われど、心の支えが必要ということだろう。

それでも、それが未来永劫続くわけではない。

いろいろと考えさせられる内容だった。




今日の晩御飯












「すべては導かれている」

2022年07月11日 21時30分49秒 | 

授業4つ、楽しくできた。

昨夜は夢ばかり見ていて、体が重かったが、大したことではない。

それはそれとして、昨日YouTubeを適当に見ていると、田坂広志の講演がたまたま流れてきた。

1時間10分の講演だったが、久しぶりに魂が震えた。

気がつけばノンストップでその講演に引き込まれ、あっという間の1時間10分だった。

世の中には凄い人物が存在する。

その生き方に感銘を受けた僕である。

早速本を注文した。

楽しみがまた一つ増えた。

YouTubeで田坂広志で検索すると出てきます。

まだ見ていない人は、人生観が変わると思います。

おすすめです。





今日の晩御飯


アルケミスト 夢を旅した少年

2022年01月26日 20時02分08秒 | 
YouTubeで人生哲学系の動画を見ていると、何度もこの本の紹介が現れ、読んでみることにした。

「アルケミスト 夢を旅した少年」




「羊飼いの少年が、遠く離れたエジプトのピラミッドにある宝を求め旅に出る物語。

共に苦労を共にした羊を売り、その金で夢を追いかける。

お金を盗まれても、どんな困難に遭遇しても、迷いながらも、結局夢を追いかける。

強く望めば、宇宙のすべてが味方してくれる。

全て何事にも前兆があり、それを見落とさず、自分の心に従うこと。

いろんな人と出会い、別れを繰り返しながら、少年は成長する。」


この本から学んだこと。

⚫️何か大きなことを成し遂げるためには、今ある心地よいものを犠牲にしなければならない。

⚫️そういう心地よいものを捨てる勇気を持った人にだけ運命が味方してくれる。

⚫️人生は選択の連続で、選択する際には何かしら兆しがあり、それに気づけるかどうかで運命が変わる。

⚫️人はほとんどが世間の目を気にしていて、思い切った行動ができない。

⚫️歳を重ねると、今の生活から離れることができず、月日が流れ、人生の終わりに後悔する。

⚫️あの時ああしとけばよかったと後悔しないために、思い立ったら行動する。

⚫️迷った時はいろいろと思考せず、心が求めていることに従う。



兎にも角にもいい本に出会えた。

世界で5番目に読まれているという。

まだまだ知らないことが多い。

この本に出会ったことも何かの予兆であるかもしれない。




今日の晩御飯




友情

2021年07月12日 21時21分07秒 | 

今日は時間割変更で授業は少なく、今週の準備や勉強以外の仕事がよく進んだ。

夕方は個人塾を訪問。

1学期の生徒募集活動は概ね終わった。

さてさて、明日は6コマ。

気合いで頑張ろうと思う。

さあ今夜は読書。

久しぶりの「友情」

何回読んだことだろう。

夏休みはたくさん映画を見よう。


今日の晩御飯





国盗り物語

2020年05月24日 21時01分59秒 | 

今日は1日、家でゆっくり過ごしている。

出かけたのはガソリンを入れに行ったことくらい。

120円/ℓ この頃は安い。

通勤距離がある僕にとって、これは非常にありがたい。

それはそれとして、日中は眠くならなかった。

ほとんどの時間を読書で費やした。

司馬遼太郎の「国盗り物語」



何回読んだか覚えていないが、何度読んでもおもしろい。

斎藤道三、織田信長、明智光秀…



さてさて、今週もまた6連勤。

そろそろ仕事モードに切り替えようと思う。

今日は短いけれど、これでおしまい。


今日のモーニング




今日の夕ご飯






眠れないほど面白い『古事記』

2020年01月09日 21時45分01秒 | 
今日は授業4つに加え、採点やらでなかなか忙しい1日だった。

いろいろあるけれど、前向きに、お気楽に頑張ろうと思う。

今日は生徒達のバスに手を振って帰宅。

夕食後、毎日少しずつ読んでいた本、眠れないほど面白い『古事記』を読み終えた。



イザナギ、イザナミの国生みと神生みの話に始まり、イザナミの黄泉の国への旅立ち、アマテラスとスサノオの争い、天の岩屋戸の騒動、スサノオのヤマタノオロチ退治、出雲大社に祀られているオオクニノヌシのお話、ニニギの降臨、神武天皇、崇神天皇、垂仁天皇、景行天皇、ヤマトタケル…

その後いろんな天皇が出てくるが、どのエピソードもとにかく面白い。

概して全員、行動が軽く、会った女性とすぐに恋に落ちる。

時間ができたら、また読み返そうと思う。

疲れがたまってきたので、今日は久しぶりにストレッチをして眠ろうと思う。

今日の夕御飯



同じ一つのドア

2019年08月25日 20時33分48秒 | 

 

朝は7時まで眠り続け、目覚めると気分爽快だった。

今日は読書三昧。

アップダイクの短編集「同じ一つのドア」に収録されている16話を読破。

読みやすい作品ばかりで、若い時の気持ちが甦る。

今日は内容については書かないが、たまには終日を読書に費やすのもいいもんだ。

そういうわけで、今日は3食家で食べた僕である。

 

出かけたのは夕食後、サウナとその帰りにコメダ珈琲に寄ったくらいである。

さてさてそろそろ映画も見ないといけない。

筋トレも頑張ろう。

無論、仕事を頑張るのは当然のことだけれど。

 

同じ一つのドア (新潮文庫 ア 3-2)
John Updike,宮本 陽吉
新潮社

 

 


火を熾す

2019年08月24日 22時00分29秒 | 

 

火を熾す (柴田元幸翻訳叢書―ジャック・ロンドン)
新井 敏記,柴田 元幸
スイッチ・パブリッシング

 

今日は土曜日で、課外授業も4時間でおしまい。

僕の授業は3つだったが、後片づけができていない生徒たちに朝から説教モード。

それでも素直な生徒たちに癒され、久しぶりに授業も脱線してしまったが、脱線するほど生徒は耳を傾けてくれる。

そうすると、自然と生徒が頑張ってくれる。

奥が深い。

腹を立てたり、知識に直接結びつかない話が意外に大切なことかもしれない。

脱線することが少なくなり、あれも重要、これも重要と言ったところで、生徒の頭には入っていない。

感情に訴えなければ、生徒の心には残らないということなのだろうか❔

そんなこんなで、13時に業務終了。

先生達2人と学校近くのうどん屋へ。

久しぶりのカツ丼セットはうまかった。

学校に戻り、短編小説を読む。

ジャック・ロンドン「火を熾す」

アラスカでの話だと思うが、主人公が一匹の犬と遠いキャンプを目指す物語で、マイナス45度の過酷な状況下、火を熾すが、なかなかうまくいかない。寒さのあまり、少しづつ手足の自由が奪われ、死と隣り合わせになる。それでも必死に自然や自分と戦い生き延びようとする。それでも最後には、諦め、死を受け入れる。死を受け入れると安らかな気持ちになり永民するというお話。

僕は死と隣り合わせになるような経験をしたことがない。だから主人公の本当の気持ちなんて分かるわけがないが、必死に生きようとしている中、死を受け入れた時、ホッとする何かがあるのかもしれない。

反対のことを考えれば、死を受け入れるまでは、どんなに過酷であっても、必死に生に執着し、最善を尽くすべしということなのだろう。

本はいろいろと考えさせられる。

 

それはそれとして、夕方ひさしぶりに幼馴染み達と、富乃井へ。

至福の時だった。

 


私の懐中時計

2019年08月23日 21時11分00秒 | 

 

マーク・トウェイン短編集 (新潮文庫 ト 4-3)

Mark Twain,古沢 安二郎
新潮社

今日から、久しぶりの仕事再開。

毎年、復帰1日目は緊張するのだが、今年は夏休みずっと勉強していたので、すんなり復帰できた。

6時50分家を出発して、FMのターミナルチャレンジが流れる頃に、たどり着いておきたい場所がある。

そういう意味で、routine男の僕には毎朝のラジオが欠かせない。

学校に7時40分に到着。

朝から、いろいろとしているうちに頭が回転し始める。

朝からの3時間連続の課外授業が強制的に僕を社会復帰させてくれた。

昼からは、文化祭の準備やら教科会などがあり、あっという間の1日だった。

業務終了時間になったが、残ってお勉強。

東京での経験が僕のやる気と集中力を高めてくれたに違いない。

今夜は夕食を食べてから、短編小説を1つ。

マーク・トウェイン「私の懐中時計」

何度か時間をかけて読んでみるが、真意がわからない。

主人公がちょっとだけ時間のずれた懐中時計をいろんな時計屋さんに直してもらうが、必ずどこか欠点があり、もしくはもっとひどくなったりして、元々の時計の値段の10倍から20倍のお金を支払うことになり、最後は主人公がそれを叩き割るという内容だ。

人間には途中で引くに引けない頑固さがあるといいたいのか、それとも人を頼りにしても、大体において人はいい加減なものだといいたいのかわからなかったが、気持ちは何となくわかる。

主人公の叔父の「良馬は一度逃げ出したらもう良馬でなくなる。」という言葉があるように、大切な懐中時計を人に託した時点で、その価値は失われてしまったと言いたかったのかもしれない。

それでも人には未練があり、それを断ち切るのに時間と金をかけたのだろうと考える。それもあくまで推測であるが…

さてさて、文学に凝り始めた僕である。

 


身につけよう!江戸しぐさ

2019年07月09日 21時39分19秒 | 
連勤9日目。
今日は授業が少なく、通知表の所見やらホームページやらいろんな仕事が進んだ。
たまにはこんな一日もいい。
生徒の帰りの見送りもしっかりできて、気分のいい一日になった。
そして明日から青島にて2泊3日の合宿が待っている。
せっかくだから、忙しさを楽しもうと思う。
それにしても最近はよく眠れる。
EPAのサプリのおかげかもしれない。
今日は前の会社で推薦図書になった「身につけよう!江戸しぐさ」を読みながら眠ろうと思う。

今日の晩御飯はうなぎ



身につけよう!江戸しぐさ (ロング新書)
越川 禮子
ロングセラーズ

チーズはどこへ消えた?

2019年05月21日 22時44分44秒 | 
昨日までの大雨もついにあがり、今日はまさに蒼天。
授業が少なく、中間テスト作成に取り掛かり始め、気分よし。
生徒の見送りもまた楽し。
夕御飯を食べ、本屋に出かけ、「チーズはどこへ消えた?」を衝動買いする僕。
50分で読破。
変化を恐れれば、取り残される。
変化しないことの方か恐ろしい結果を生む。
それでも今の場所から抜け出せないのは、チーズはいつまでもそこにあると思っているからだ。
チーズはいずれなくなるのに。
チーズがなくなってもその場所から新しい一歩を踏み出せない。
またその場所にチーズが戻ってくると妄想している。
チーズはそこには戻ってこないのに。
新しいチーズを探しに行くのは早ければ早いほど可能性は広がる。
変化を恐れては駄目だ。
自分の人生は自分しか変えれない。
そんな感じの本だった。
人生感が変わると思う。
殻に閉じこもり、悶々としている人は是非読まれたし。






チーズはどこへ消えた?
Spencer Johnson,門田 美鈴
扶桑社

涙の数だけ大きくなれる

2019年04月15日 22時23分00秒 | 
涙の数だけ大きくなれる!
木下 晴弘
フォレスト出版


目覚めると、調子がいい。
試験から解放され、熟睡したのだろう。
学校でも疲れることなく、自分なりに頑張った。
6時過ぎの帰りのバスを見送って僕も帰路に就いた。
話が変わるが、僕の愛車のイエローサブマリンと今月中にお別れする。
その日はまたブログに書こうと思うが、ぼちぼち車の中の片付けを始めたところである。
引っ越しをする度にトランクの中の荷物が増えていった。
それを一つ一つ確認しながら、捨てるか残すかを決めていく。
その中に、「涙の数だけ大きくなれる」という前の会社の必読書を発見。
これを読んで、涙したことを思い出した。
第2話の「あるレジ打ちの女性」は有名で、内容を知っているのに、また涙がこぼれてしまった。
この本は読み易く、引き込まれてしまう。
感動するので、心が疲れている人、やる気の出ない人は特に読んでほしい。
きっと何かが変わると思う。



落日燃ゆ

2019年03月07日 21時34分26秒 | 
落日燃ゆ (新潮文庫)
クリエーター情報なし
新潮社

   今日の中2の歴史は戦後改革のところで、生徒たちの反応がよく、テンションが上がった。GHQ、闇市、復員、青空教室などで話が盛り上がった。そんな中、東京裁判の戦犯の件はさほど主観を入れずさらっと流したものの、頭の中で広田弘毅のことを思い出していた。

   大学1年の時、城山三郎の「落日燃ゆ」という本を読んで、感動した記憶がある。わざわざ、自転車で福岡天神の広田弘毅生誕の地を探しに行ったものだ。文官出身の首相でありながら、戦争にも反対しつつ、死刑になった。言い訳せず、潔く自分の運命を受け入れた。福岡で助命運動が起こったほどの人物だった。今、自分の保身ばかりしか考えない政治家が多い中、このころは、日本にも素晴らしい人達がいた。東京裁判を教えながらそんなことを考えていた。教科書にはA級戦犯としては東条英機しか掲載されていない。読んだ小説に洗脳されてしまっている僕ではあるが、主観を入れず教えるのもまた大切だと思う。後に生徒たちがそれぞれ勉強して、自分なりの考えを持つことだろう。

   さてさて、今日もストレッチをして、レポートに勤しもう。話が変わるが晩御飯は母親と外食だった。たまには外食もいいもんだ。


ハーバードの人生を変える授業

2019年01月04日 23時58分06秒 | 
ハーバードの人生を変える授業 (だいわ文庫)
クリエーター情報なし
大和書房

   今朝、弟家族が帰っていった 我が家も急に閑散として寂しくなった。 僕はといえば、弟家族を見送った後、家から散歩に出かける。 近くの海や川の風景を楽しみながら、TSUTAYAを目指す。 TSUTAYAで本を物色して、以前から気になっていた本を購入。 「ハーバードの人生を変える授業」 昼食にTSUTAYAに隣接しているコメダ珈琲で軽めのランチ。 その後また歩いて帰った。 たまに歩くとテンションが上がる。

    気分よく1万歩歩いて帰宅した。 早速、ベッドに寝転がって、その本を読む。 難しそうに見えるが、かなりわかりやすい。 最初の「感謝する」という章から全52章の構成で、スラスラと心に染みる。 2時間で読破。 単純な僕はすぐに本の内容を実行する。 是非読まれたし。 何かが変わると思う。

    夕方からは幼馴染みとおいしいものを食べに出かける。 もつ鍋を食べて、腹も心も満たされる。 皆様に感謝。 いい一年になりそうだ。