平成くん、さようなら | |
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文藝春秋 |
今日は平成最後の冬の日。
朝、崖を降りる夢を見ていた。
何とか降りることができ、ほっとしたところで目が覚めた。
気分がよかったので、吉夢だと思う。
それにしても、ずいぶん暖かい日だった。
5時間目までは通常の授業で、6・7時間目は、表彰式、同窓会入会式、明日の卒業式の練習だった。
生徒は学年末テスト前で、5時に帰って行ったので、僕も久しぶりに定刻に退社した。
それでも、動き回っていたのだろう。
10,000歩以上歩いていた。
家に帰り、こたつでゆっくりテレビを見ている僕である。
明日から3月になり、暦の上では春が訪れる。
高3生が卒業していくのは寂しいが、きっといい波が来ると期待している。
今日は早めに眠って、いい夢でも見ようと思う。