今日もたくさん授業があって忙しかった。
しかも昨日は久しぶりに悩み、二時間睡眠で出社した。
お昼から夕方にかけて、気になる生徒の保護者のところに数件を電話した。
志望校を変えてもらい、気持ちが楽になりたいという僕と可能性があるなら挑戦させてあげたい僕がいて、保護者と話をしながら自分の鼓動が聞こえてきた。
無論、第一志望に合格するのが本人にとっても親にとっても僕にとっても一番嬉しい。
反面、失敗して悲しむ姿を絶対に見たくない。
電話を切った後もしばらく鼓動が聞こえ続けた。
運命の日は必ず訪れる。考えに考えて、将来一番幸せになれる道を選択できるよう助言ができれば幸いである。
心から頑張って合格を勝ちとって欲しいと思う。
そして今日私立専願の男の子とお別れで、握手をすると、涙がこぼれそうになった。
そこまで接していなかった生徒だが、握手をした瞬間、授業の時の様子や以前、話した内容がよみがえった。
たまらない気持ちになった。出ていく時、つらかった。こんなことは今までになかった。どうも今年はいつもと違う。
そんなこんなで家に帰り、コンビニの弁当を食べ終わり、時計を見ると12時をまわっていた。
ついに僕も43歳になった。今年は本当に生涯忘れ得ぬ年になると思う。
一生懸命生きるのはつらい。でもそれがいい。
悩み眠れずとも、それがまたいい。
生きている実感がある。
悩み、苦しみ、闘う43歳という年にしようと思う。
二時間睡眠なのに眠くない。我ながら大したもんだ。
明日も朝から頑張ろう!!
Happy birthday!公徳(笑)
利他: 人は人のために生きる (小学館文庫) | |
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