今日は参観日。
保護者の人達と話せて、楽しかった。
仕事はお昼までだった。
3時から、前の会社でお世話になった大先輩と温泉に行き、日向の街を散歩して、飲みに行った。
今日はその大先輩について語りたい。
先輩との出会いは15年前。
日向の責任者をしていた時、ある年、業績が落ち込んだ。
本社のアドバイザーとして、先輩はやってきた。
一週間、彼は日向に滞在し、自分ことのように、一生懸命アドバイスをしてくれた。
僕は素直に意見を聞き、ノウハウを吸収した。
彼が鹿児島へ戻る時は、目頭が熱くなったのを覚えている。
その後、僕は、延岡や隼人に転勤になった。
隼人で、責任者をしていた時、頑張りすぎて、心が折れてしまい、会社を辞めた。
先輩はその後部長になった。
日向に戻り、地元の個人塾で2年を過ごした。その間、何度も彼は電話をくれて、盃を交わした。
辞めた人間にここまで関わってくれるのがありがたかった。
結局、再び、熊本市内の某教室の責任者として拾ってもらった。熊本に7年、鹿児島市内に2年。
自分なりに全力を尽くした。その間、ずっと先輩との付き合いは途絶えなかった。
僕は昨年から学校で働き始め、彼と働くことはもうない。
正直、前の仕事が懐かしくならないといえば嘘になる。
いろんな教室の人達が切磋琢磨しながら高みを目指しているあの感覚が好きだった。
皆、感動を求めていた。きつくともやりがいがあった。
それでも自分で選んだ道だから、僕は学校の中にやりがいを見出すしかない。
ただ昔から変わらないのは、生徒と接している時が一番楽しいということ。
それがあるから、少々のことがあっても、がんばれる。
話を戻す。
今、先輩は出身の奄美大島の名瀬で責任者をしている。
1年ぶりに再会し、盃を交わし、歌を本気で歌った。
目頭が熱くなった1日だった。
先輩の名前を岡崎貞勝という。
頑張って欲しいと切に願ってやまない。
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