お絵描き日記~イラストレーター照井正邦

職人、照井正邦の似顔絵、意匠など。画力の向上を目的に練習しています。

「発想法」ちょいとワル「そもそも論>逆転」(似顔絵雑記)

2016-09-13 01:58:38 | 雑記
発想法の第三弾です。

今回は、似顔絵を描く以前のアイデアです。

1)【そもそも論】そもそも「似顔絵」とは、何だ?
というような、暗黙の了解の枠内で創作している、その枠に疑問をぶつけてみます。
・似顔絵は、似ていなければならないのか?
・似顔絵は、顔がなければならないのか?
・似顔絵は、お客様を喜ばせなければならないのか?
「・席描き似顔絵は、お客の顔をよりよく描かなければならないのか?」などなど

ここでは、「」の疑問をとりあげてみます。

2)【逆転】概念や価値感を反転させることです。この逆転は、逆さのことを考えればよいので便利です。
「席描き似顔絵」で、お客の顔をより「ワルく」描いてみる。

 
   

それ以前にも、ワルく描くタッチは自分の中であったのですが、一般の方を描く発想は(私の中では)なかったです。


「そもそも論>逆転」という発想法です。
※この「そもそも論」を疑う方法は、一般の方には受け入れられないことが多いです。
似顔絵の概念を破壊するわけで、似顔絵を守ろうとしている方からすれば、許せないのでしょう。


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「発想法」本田圭佑「マンダラチャート>誇張」(似顔絵雑記)

2016-09-13 01:26:37 | 雑記
発想法の第二弾です。

モデルは、本田圭佑選手です。

1)【マンダラチャート】ビジネスでは当たり前すぎる発想法ですが、3×3のマスの中心にテーマ(似顔絵ではモデル)を書いて、浮かんだことを埋めていく方法です。

今回は、「腕時計を二つはめている」ということに焦点を当ててみます。

2)【誇張】誇張とは、おおげさに表現することです。
※デフォメ(デフォルマシオン)のことを「誇張」と訳されることが多いですが、誇張は形の再構成(デ・フォルム)だけでなく、思想や観念などの無形のものにも使えます。

本田圭佑の似顔絵

「本田圭佑選手の腕時計を誇張」というアイデアで描きました。

「マンダラチャート>誇張」という発想法です。
視覚情報ではない要素から、発展させて絵を作っていることがポイントです。

この「誇張」の部分を別の方法(置換・逆転など)を用いると、全く違ったアイデアになります。


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