ねんりんピックで日高地方の魅力PR(写真は健康麻雀リハーサル大会)
日高広域観光振興協議会(金崎昭仁会長)は、来年11月に和歌山県で初開催する第32回ねんりんピック(全国健康福祉祭)にあわせて日高地方の観光資源や特産品をPRしようと、1日から50歳以上のシニア層をターゲットにした「ひだかさんぽWinterキャンペーン」と題したアンケート調査を行い、日高地方への誘客、購買促進に向けた取り組みの参考にする。
ねんりんピックは来年11月9日~12日まで開き、県下21市町でスポーツ交流大会、ふれあいスポーツ交流大会、文化交流大会の3部門あわせて27種目を実施する。参加予定人員は延べ約40万人(観客含む)を見込む一大イベント。日高地方でも御坊市で健康麻雀交流大会、日高川町でグラウンドゴルフ大会、由良町でウォークラリー大会が行われ、全国から集まる選手たちをもてなす。
同協議会は「日高地方の観光資源や特産品をPRする絶好の機会」ととらえ、過去に高速道路サービスエリアなどで行ったアンケート調査で、紀南地方を訪れている観光客の年齢層で最も多いのが50歳以上のシニア層だったことから、来年度はシニアを補ターゲットに絞った取り組みを展開することで日高地方への誘客促進、購買促進につなげたい考え。
今後の取り組みの参考にするため、まずはキャンペーンによるアンケート調査を実施する。市役所や町役場、駅、図書館等にアンケート用紙を設置するとともに日高振興局ホームページにも掲載し、観光情報で興味のあるテーマ、旅行先で購入する土産品の種類、観光パンフレットの設置場所、パンフレットなどデザインやコンセプトで重視するものなどを聞く。
来年2月14日まで行い、回答者の中から抽選で5人に当選者の年齢分の梅干しをプレゼント(一人上限100個)。当選者は2月下旬に発表。事務局の日高振興局企画産業課は「シニア層をターゲットにした事業を展開することで一層の誘客、購買促進が望めると期待しています。多くの人にアンケートに協力していただきたい」としている。問い合わせは同課(電話24・2911)へ。
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