二階幹事長らにサミットの成功を報告し、微笑む中井さん(中央)ら
去る10月31日と11月1日に和歌山ビッグホエールで開催された「世界津波の日」2018高校生サミットin和歌山(県、県教委、広川町、広川町教委主催)で、高校生議長を務めた中井充歩さん(3年)と伊森安美さん(串本古座2年)に安倍総理から、サミット成功に多大な貢献をしたとして感謝状が贈られた。
二人は学校顧問教諭や県担当職員らとともにこのほど、東京都千代田区の内閣府や自民党本部などを訪れ、山本順三国土強靱化担当大臣、中根一幸副大臣、二階俊博幹事長らにサミットの成功を報告した。
「感謝状を頂けてとても光栄です。素晴らしいサミットにできたのは、様々な人が成功に向けて関わってくださったから。この感謝状はサミットに携わった人みんなのものだと思う。議長として得た経験は、かけがえのないもの。議長を務めることができて本当によかった。感謝状にも書かれているように、今回サミットに参加した若き津波防災大使とともに、これからも災害への備えの大切さを世界中で広めていきたいと思う。本当にありがとうございました」と、中井さん。
「世界津波の日」2018高校生サミットin和歌山は、海外47カ国293人と国内49校186人の高校生らが一堂に会して、「災害から命を守る~『稲むらの火』発祥の地、和歌山で浜口梧陵の精神を共に学ぶ~」を全体テーマに、国境を越え防災を議論。生徒らは(1)災害について知識を得る(2)災害に備え意識を高める(3)災害から生き抜く-の3つの分野で12のグループに分かれ、分科会で意見発表。各分科会からの発案や意見を中井・伊森両高校生議長が取りまとめ、宣言文を発表した。
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