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美浜町長選に50代新人女性の名前が急浮上、選挙戦か 〈2018年12月19日〉

2018年12月19日 08時30分00秒 | 記事

 来年2月5日告示、10日投開票の美浜町長(任期満了3月3日)町議(同2月13日)同時選まで約50日と迫る中、町長選は現職の森下誠史町長(63)=三尾・2期目=だけが出馬を表明しているが、ここに来て50歳代女性の名前が浮上。すでに本人は出馬の意思を固めたとみられ、一部有力者の間では「町長選は間違いなく選挙戦に突入する」との見方が強く、無投票ムードに風穴が開きそうだ。

 過去に何度も激しい選挙戦を繰り広げてきた美浜町長選。平成15年は前町長の入江勉氏が新人との一騎打ちを制し、平成19年は無投票当選した。平成23年は現町長の森下氏が当時の現職・入江氏との現職新人の一騎打ちを制して初当選し、2度目の平成27年は新人との一騎打ちで2期目当選を果たした。森下町長は9月議会で3選目に向けて出馬を表明した。
 森下町長の出馬表明後、町婦人会など4団体が森下氏を推薦し、後援会人事を固めるなど3選目に向けた準備を進め、無投票ムードが濃厚との見方も広まっていたが、水面下では対抗馬擁立の動きも活発化。一時は若手現職議員を擁立する動きなども見られたが沈静化。ここに来て新たな新人女性の名前が急浮上した。ある関係者は「年明けまでに出馬を表明する」と話す。告示まで残された時間はあと50日となり、選挙準備に要する時間を考えれば年末から年明けにかけて名乗りを挙げるのがタイムリミットとも考えられる。新人が名乗りを挙げれば、無投票ムードは一転し、3期連続の現職と新人の激しい一騎打ちの前哨戦に突入する。

町議選は新人待ち

 一方の町議選は、現職2人が今期限りでの引退を表明。新人1人が出馬を表明しているが、定数10に対して1人足りない情勢で、今後新人の動き待ちとなっている。


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