幸せにならんば

「幸せにならんば」
母親（吉永小百合）の言葉が胸に響きました。

映画「母と暮らせば」は、やさしく泣ける映画でした。

この映画は長崎に原爆が落とされ、死んだ息子（二宮和也）が
亡霊となって現われ、二人が対話するというかたちで進んで
行きます。

原爆を落としたアメリカに抗議するのではなく、また戦争に
突き進んだ当時の日本を批難するシーンもありません。
ただ、淡々と母と息子による「死者との共生」が表現されて
います。

母はかぎりなくやさしい。
母に逢いたくなります。


生きている者へ「幸せになってほしい！」とのメッセージが
強く込められた映画だと思いました。