ヒロの残日録 

日残リテ昏ルルニ未ダ遠シ

人はどう老いるのか

2024年11月09日 | 日記
朝日新聞の読書欄で「売れてる本」を紹介していた。
久坂部羊〈著〉の人はどう老いるか である。
著者は医者でもあり、高齢者医療に携わってきた経験からの
書籍である。



老いに抗おうとすると高齢者の生活は不平不満だらけになって
しまう。 「現状の肯定」を重視し、いつまでも元気で若々しく
あろうとするよりも、老いと共に歩むこと。 できる限り死を遠
ざけようとするよりも、適当な時期に死を受け入れることと説く。

NHK大相撲中継 北の富士さんの解説は?

2024年11月08日 | 日記
10日から始まる大相撲九州場所でNHK大相撲中継の専属解説者に
元大関琴風(67歳)(元尾車親方)になることが分かりました。
NHKの専属解説者は第52代横綱の北の富士勝昭さん(82歳)、
元小結の舞の海秀平さん(56歳)との3人体制となるようです。
ところで、体調不良で休みが続いている北の富士さん、九州場所
では復帰されのでしょうか、気になります。
早く、歯に衣(きぬ)着せぬ物言いと、ユーモアを交えた解説を
聞きたいものです。

会場には85本もの、のぼりが掲げられ、一気に大相撲の雰囲気に
包まれてきました。
  〈Yahoo画像より〉


心を惹きつける、赤神諒『はぐれ鴉』を読了

2024年11月07日 | 日記
赤神諒の『はぐれ鴉』を読んだ。
著者の赤神諒さんは歴史小説の刊行が多いが、この本は豊後(大分県)の
竹田藩で起きた事件をドラマティックに描いた、時代ミステリー作品である。




 発行元、集英社の書籍紹介文から
寛文六年、豊後国・竹田藩で城代一族二十四人殺しという凄惨な事件が起きた。
一人逃げ延びた城代の次男・次郎丸は復讐のため、江戸で剣の腕を磨き、名を変え、
叔父で下手人である現城代・玉田巧佐衛門がいる竹田の地を十四年ぶりに踏んだ。
長い時を経て再会した巧佐衛門は、兇行を目の当たりにした当時の印象と違い、
みすぼらしい容姿で、高位にありながら地位や名誉に関心がない変わり者と周囲から
噂されていた。そして次郎丸は竹田小町と評判の巧佐衛門の娘・英里と出会い、
予期せず惹かれていく。
恋か復讐か、千々に乱れる心を抱きながらも、煮え滾る復讐心を支えに必ずや叔父を
討つと心に誓うのだが……。

剣劇あり、恋愛あり、謎解きありと大変おもしろく、後半で、はぐれ鴉の秘めた人生
が胸に迫った。




出生数、初の70万人割れの公算

2024年11月06日 | 日記
 Yahooニュースより
今年1年間の出生数が初めて70万人を割る公算が大きくなった。
厚労省が5日公表した人口動態統計によると、2024年上半期(1~6月)に
生まれた赤ちゃんの数は、前年同期比6.3%減の32万9998人にとどまった。
価値観の多様化で未婚・晩婚傾向が進んだことに加え、新型コロナ禍で
結婚や出産を控える人が増えたことが少子化に拍車をかけたとみられる。



政策研究大学院大学の松谷明彦名誉教授は、
少子化ではなく死亡者数の急増こそが、現在の人口減少の主因。
 *日本で死亡者数の増加が顕著になったのは、1980年代半ばぐらい
から。ベビーブームの世代が高齢化し、寿命を迎え始めたからである。
そして、そのベビーブームの後には戦後のベビーブームが控えている。
したがって、この死亡者数の大幅な増加は、2040年ごろまで続く。

「出生率低下の原因は、子育て環境が悪いからではなく、結婚する女性の
割合が減ったことにある」という。
国勢調査のたびに厚労省が発表している50歳時の未婚割合(生涯未婚率)
をみても、結婚する女性の割合が減っていることは裏付けられている。
つまり、急激に進む出産適齢期の女性人口減少である。

選択的夫婦別姓制度

2024年11月05日 | 日記
昨日の朝日新聞【天声人語】に選択的夫婦別姓制度導入の記事があった。

━選択的夫婦別姓制度の導入がなかなか実現しない。
結婚するときに、夫婦がそれぞれの姓を選ぶ。同性でもいい。
なぜ実現しないのか。自民党や保守系議員らの強い反対がある
ためだ。理由は伝統的家族観や家族の一体感が損なわれるから
だという━

法務省:選択的夫婦別制度とは、夫婦が望む場合には、結婚後も夫婦が
それぞれ結婚前の氏を称することを認める制度です。
現在の民法のもとでは、結婚に際して、男性又は女性のいずれか一方が、
必ず氏を改めなければなりません。そして、現実には、男性の氏を選び、
女性が氏を改める例が圧倒的多数です。ところが、女性の社会進出等に伴い、
改氏による職業生活上や日常生活上の不便・不利益、アイデンティティの
喪失など様々な不便・不利益が指摘されてきたことなどを背景に、選択的
夫婦別氏制度の導入を求める意見があります。
  
〈弁護士ドットコム調査〉
夫婦別姓に、それぞれ賛成・反対と割り切れない事情があり現状は進んでいない。
しかし、時代は変遷している。今の世の中に合致した制度に変えていくほうが良い
ような気がする。




コーヒーブレイク

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