絵本「きんのいなほ」

　　　　　　　　　　
この絵本のことを知ったのは新潟の実家に帰ってた時に見た新潟日報の紙面でした。
２００４年新潟は夏の水害、そして中越地震と予期せぬ大災害に見舞われました。地震後すぐに災害救助のため現地にとんだ兄の友人の話では、地震の後の現地の悲惨さは筆舌に尽くしがたいものだったそうです。テレビ等で報道される何十倍、何百倍の恐ろしさだったそうです。
そんな壊滅的なダメージを受けたふるさとの復興に取り組む人たちを応援する「黄金の稲穂」という県内各企業・団体とともに新聞社が主催となってのキャンペーンがあり、その一環でこの絵本が出来上がったそうです。
新潟市出身のイラストレーター黒井健さんのイラストに、長岡市出身の女優の星野知子さんが詩を書かれてます。
私たちを育ててくれた山や川、一面の田んぼ、降り積もる雪。どこか懐かしく暖かいイラストに添えられた文章は、一気に子供のころの心に戻っていくようで、絵の中に自分が入り込んでしまったような錯覚に落ちることもあります。

あいにくこの絵本は一般発売していないので、手にすることはないと諦めていたんですが、清里の黒井健絵本ハウスのＨＰで４月１日より４０冊限定で配布してることを知り、雨の予報にもかかわらず行って貰ってきました。
タダで貰うのが申し訳ないほどの素敵な絵本で、何で一般発売しないのか不思議でしたが、これにさらに絵や文を加えた本を制作中とのことなので、発売されたらまた買いに行くつもりです。


黒井健絵本ハウスではときおり黒井さんが来館されており、その場で購入した絵本にサインと簡単なカットを入れてくれます。
　　　　　　　　　　
昨年そうと知らずに寄ったらご本人がいて(姿を見るのは初めてでしたが一目で判りました)この２冊に目の前でサインとカットを描いてくれました。
右のころわんシリーズは何冊も出ていてどれを買おうか迷ったんですが、風邪をひいたころわんが鼻水を垂らしてる顔と注射を打たれてキュンと痛がってる姿が、何とも言えず可愛くてこれに決めました。

「ごんぎつね」などの絵本の挿絵も多くされてますが、イラスト集も出ており「ハートランド」という画集の一番最後の雪のイラストがわたしのツボでした。今からン十年前この絵で黒井健にハマってしまいました。
ある日ぽん父にこのイラスト集を何も言わずに見せて最後に「どの絵が好き？」と聞いたらやはりこの雪の絵でした。趣味が似てるので目論見どおりハマってくれました。
この日から我が家の黒井ワールドは広がり、居間の壁には２枚の絵が並び、台所のカレンダーは農協で貰うのから黒井さんのに変わりました。
年に４回展示が変わる絵本ハウスへのドライブも楽しく引き受けてくれてます。

お得情報
清里の各店舗で使える清里パスポートを持参するとポストカードがもらえます。
パスポートは清里の７－１１にもありましたし、清里のＨＰでもダウンロードできます。いまのは６月末までです。

消耗品だけど…

前から気になってたトイレットペーパーです。
我が家ではぽん父がガソリンスタンドのポイントカードで貰うのと新聞屋さんで貰うので足りるため、たまーにしか買わないんですが、それも２００円以下の特売品のノンパルプ製ばかり。
これは３８６円といつもの倍くらいでしたが、売り上げの一部が盲導犬のために使われるそうでそれならと購入。
ロールにはペットネタが満載で、きっとトイレの時間が長くなりそう。

こわ～い！動物病院

嫌なことは１回に済ましちゃえ！で動物病院に行ってきました。

行きつけの動物病院の先生は優しくて可愛い感じの女医さん。事務とアシスタントはこれまた優しそうなご主人。決してこの動物病院が怖いわけではありません。

でもここはくうたにとってはこわ～いこわ～い場所。普段ならヒョイと簡単に登れる高さなのに診察台となると乗っただけで心臓はバクバク、体はブルブル。診察台がデジタル体重計にもなっているんですが、ブルブルが酷くて量れないときもあります。今日は比較的落ちついていたのですぐに量れて１５・８キロ。

しかし大変だったのは、狂犬病予防接種とフィラリアの検査の採血で注射を２本したあとの、恒例の爪きりのときでした。

右の後ろ足の狼爪が伸び過ぎてたので一番最初に切ったら、ちょっと血が出て痛くて即パニック！痛くない他の爪を切ってても嫌がって暴れまくり。ふたりがかりでくうたを励ましつつ抑えつけてました。
診察台から降りたときには全力疾走後の荒い息づかい。会計を待ってる間も落ち着かず、先に車に戻ってやっと一安心してました。
近所の犬で狼爪を根元から取ってしまった子がいるので、くうたもどうかと診て貰ったら、狼爪のところはしっかりとした指になっているので爪だけではなく指を切る手術になると言われ、指つめは犬と言えどもかわいそうなので断念しました。

狂犬病の注射は市で受けるのと一緒の３０００円ですが、５月から１２月までのフィラリア予防薬とフロントライン６ヶ月分も一緒に買ったのでぽん母にとっては請求書がこわ～い。でもここでケチって病気になった時の方がきっともっとこわ～いんでしょうね。

結局、本日の請求は２６,３９０円でした。

清里の春はまだ始まったばかり

土曜日。新滝山街道の街路樹の桜の花びらが舞い踊る中、清里へ今年最初のドライブに出発ー！


少しだけ開けてた窓から桜の花びらが車内に舞い込んできました。

久しぶりのドライブでくうたもゴキゲン起きてるときはいつも椅子の間から顔を出して前の景色を見ています。


春休み明けの週末だからか昼から雨の天気予報のためか中央道はどこもガラガラ。快適ドライブと言いたいところですが、１１時くらいに出発したため神奈川と山梨の県境の山間部辺りから雨。
でも甲府盆地のＳＡに着いたら雨も上がって青空も見えてました。

ＳＡ内のハーブガーデンでくうたも休憩。
交代でトイレに行くんだけど、くうたは１メーターはあるブロックによじ登って、先にトイレに行ったぽん父を待ってます。


須玉ＩＣで高速を降り国道１４１号線を行くと右手にこいのぼりの群れ。
風が強かったので勢いよく泳いでました。


こいのぼりがいたのは道の駅・南きよさと。
車を降りて散策したんですが、風の冷たさに早々にお散歩中止。ここは芝桜も有名ですがまだ少し早かったようです。ＧＷから夏の観光シーズンに向けて公園も整備していて、新たにドッグランも作っていました。

雪が舞う清里に到着し、まずは腹ごしらえ。
コート ドゥ ヴェールにある「トラットリアヴィータ」でお昼です。
カリカリの生地の極うまピザと、香り豊かな虹鱒とハーブのパスタにぴりっと辛い牛筋のスープ。
なにを食べても美味しいこの店は我が家の大のおきにいり。
ワンコもＯＫの店ですがくうたは車でお留守番。土曜日の清里は雪が舞うほどの寒さ。きっとワンココーナーでは寒くて食べた気がしなかったと思います。

美味しいイタリアン満腹になったあとはレストランの隣の「黒井健絵本ハウス」へ。
今回の目的はここで「きんのいなほ」という絵本をもらうことだったんです。
この絵本及び黒井健さんについては後日熱く語ろうと思います。

レストランと美術館でお留守番をさせたくうたのために「萌木の村」へ。
中央の広場の奥にくうたの好きな林の中の散策路があるので、寒さに耐えつつそこに入って行ったら

ごらんのとおり！飾ってあった木馬に向かってガウガウ本気で喧嘩を売るくうた。
よほど怖かったらしいです。そばで飼い主は大爆笑でしたが…

このあとは隣の「ともにこの森」で濃くておいし～い牛乳を買って、車の中で乳製品好きのくうたにもちょっとおすそ分け。

最後は小淵沢のアウトレットでお買い物。
それぞれにトレーナーを購入し、最後に寄ったショップでくうたのＴシャツも買っちゃった。着せるのはお泊りのときの宿の中でだけなんだけど、似合いそうなのがアウトレット価格だったんでたまにはね。

帰りは暗かったし、久しぶりのドライブでいっぱいの刺激に疲れたくうたは、後ろの毛布の上で丸くなってスヤスヤ。
帰宅後ぽん母はテレビを見ながらうとうと、お風呂の中でもうとうと。
一日ハンドル握ってたぽん父がなぜか一番元気でした。

次のドライブはＧＷ過ぎにＧＷの代休が取れたらお泊りでＧＯ！さてどこに行こうかな。

頑張って咲いてます。

庭のあちこちにスミレが咲いてます。薄ムラサキの小さい花が可憐です。



庭を飛び出し、こんな所でも咲いてます。



こんなところとは、玄関のステップの下のコンクリートのところです。頑張って咲いてます。

めちゃめちゃ売れてるそうですね。

ぽん父が欲しくて小遣いで買ったＤＳ本体と「東北大学未来科学技術共同研究センター川島隆太教授監修 脳を鍛えるＤＳトレーニング」
で、けっきょくはぽん母のおもちゃとなってます。いつものことです。ＰＳ２も太鼓の達人の太鼓も数あるゲームソフトもそうでした。
ノートＰＣもぽん父の小遣いで買ってぽん母が毎日使ってます。

毎晩ＤＳで遊んでいるぽん母が、昨夜久しぶりに脳年齢を測定してみました。

実年齢よりは１０歳以上若かったです。でも前回は２７歳でした。
「脳を鍛える～」でも、「もっと脳を～」でも２７歳が最高でした。
でもぽん父は首をかしげてます。ぽん母は自他共に認める天然ですから、さすがに天然度は計れないらしいです。

この間電車のつり革広告でＤＳソフトで「数独」が発売中と見たので、新宿のヨドバシに寄ったついでに前から欲しかった「英語漬け」と一緒に買おうとしたら、レジが長蛇の列だったのでやめてしまいました。

「もっと～」の方には脳をリラックスさせるゲームが入っています。ちょっと変えてありますがＢＧＭもまんま「ドクターマリオ」です。たしかに独身の頃、残業続きで心身ともに疲れているのにタバコか麻薬中毒のように寝る間を忘れやっていました。あの時使ってたゲームボーイはどこにいったんだろう？
いまでもハマって、こればっかやってます。

時々思い出したように「上海」と「やわらかあたま塾」もやります。
典型的なＢ型ですからハマるとそればかりになっちゃいます。
「あたま塾」は３段までいきました。そこがぽん母の限界らしいです。限界を知ると満足するらしいです。
ロールプレイングゲーム等すぐに結果がでないゲームは性格上やりません。

楽し、美味し家庭菜園

庭の中で日当たりのいい一等地にデ～ンと畑があります。


去年の今頃ここは一面チューリップの花壇で１００本以上のチューリップが綺麗でした。しかし球根の掘り起こしを待ってるあいだ夏野菜の植え付けができなかったので、今年は花壇と畑を分けることにしました。でも堀残しのチューリップもいくつか咲いています。

いま植わってるのは玉ねぎ、ほうれん草、水菜です。ほうれん草は昨夜ベーコンと油いためにして食べたのと、今朝近所の一人暮らしをされてるおばあちゃんにおすそ分けしたので今はスカスカ。小さい苗が育つのを待ちつつ今夜は水菜でサラダでも作りましょうか。
花だけの庭もいいんですが、おかずにあと１品ってときは庭に収穫に行けて便利です。

このあとはトマト、キュウリ、ナス、ピーマン、オクラを植えつけます。今年は里芋も挑戦します。去年小玉スイカも美味しくできたのでまた作りたいです。


畑は夏にはくうたの涼み場所にもなります。

腕組み

今日はお散歩の途中から降りだしたので急いで帰ってきました。
くうたも今日は一日フテ寝だね。


これは日曜の雨のとき。よく見ると前足は腕組み、後ろ足は揃えてその下に入ってます。キュッとひと括りできそうでしょ。
おもしろい体勢なので撮ってたら


「おかあちゃんなに撮ってんの～」と顔だけ起き上がって一睨み。でも足はそのままで、このあとまた元の体勢で寝てました。

４月４日の庭

やっと木瓜が咲きました。
桜や梅に負けないくらいきれいな花なのになぜか地味なイメージがあります。名前のせいかしら？このあいだ園芸店でとても鮮やかな赤の木瓜を見つけました。すご～く欲しかったんですが、トゲのある木はもう増やしたくないので諦めました。


並んで植えてある白に遅れること数日、ピンクの桃も開花です。
右奥にボケて見える白い点々はスノードロップです。だいぶ花数が増えました。


黄色以外のチュ－リップも咲き始めました。去年までは花壇を占拠していたんですが、球根の掘り返しを待つ間は夏野菜の植え付けができないので、今年はほとんどをプランター栽培にしてみました。
ふちがひらひらのチューリップはハウステンボスといいます。長崎のハウステンボスのオリジナルです。旅行に行った際に注文して今年で３年目の花です。
今年もハウステンボスは花いっぱいなんでしょうね。もし行く機会がありましたら、ぜひ園内のホテルにお泊まって、翌朝はちょっと早起きして開園前の人の少ない園内の散策をしてみてください。貸切気分が味わえてとても気持ちがいいです。
また行きたいんですが、ワンコＮＧなのでくうたを飼ってからはなかなか行けません。


これは一昨年の花壇です。やはりプランター栽培より花壇のほうがいいように思うので、野菜と併用しない花専用の花壇を計画中です。

大脱走

やたらおとなしいなと思ってたら、夢中でリードを噛んでいてこの始末



オオムラサキの木陰につなぐとき使ってたリードだったんで、完全に噛み切って脱走される前に気がついてよかったです。

脱走といえば２月２日の家出のＲちゃんは３日目に５キロほど離れたところで保護されたそうです。車通りの多い道なので事故らずにそんな遠くまでよく行ったと感心しました。
そういえば３日目の午前中にＲちゃんちから５００Ｍ程先で歩いてる姿を見たんですよね。運転中だったので連絡もできなかったけど…そのあと保護された町まで行ったわけだ。くうたには真似出来ないことだな。
飼い主さんも懲りたらしく、それ以来きちんとリードをつけて散歩させています。


くうたのプチ脱走はいっぱいあるけど、最大の脱走は去年の４月。新潟の実家でのことです。
３月に肺の手術をした父の看病の手伝いに行ってて病院通いの毎日、実家で留守番ができなかったくうたも車で一緒に通ってました。
ある日忘れ物をとりに家に戻ったとき、少し家の周囲を歩かせてあげようとドアを開けた瞬間、車から飛び降りたくうたは久々の自由を満喫。
あっという間に工事のダンプが行き交う車通りまで全力疾走。
ちょうどそこに散歩中のビーグルが来たもんだからその子の周りをピョンピョン跳ね回り、通りかかった乗用車も立ち往生。
飼い主のおじいさんがくうたを誘導するように山に入ってくれたので無事車道からは逸れたのですが、ビーグルとじゃれあいつつも私が近づくと逃げるを繰り返す始末。
「犬同士仲良く遊んでいるだけだから大丈夫だよ」と優しい言葉をかけてくれるおじいさんもしばらく付き合ってくれてたんですが、雨が降りそうだったので帰っていただきました。
おじいさんたちが帰ったあと雨が降りだしてきてるのに、ご近所のニャンコを追いかけたり、庭のワンコとガウガウ言い合ったりしながら逃げ回り、２時間後心身ともに疲れきった私が玄関の階段にへたりこんでいたら、そおっと様子を伺いに来たので前足をガシッと掴み被疑者確保。キャウ～ンとかわいく鳴いても許しません！

それ以来呼び戻しの訓練に力を入れてますが、どうもうまくいきません。庭ではそれなりにできるんですが、外に行くと誘惑が多くてあっちこっちが気になって、呼んで戻ってくるのは喉が渇いてわたしが持ってる水が欲しいときだけ…
でもぽん父に対してはちょっと違ってて、プチ脱走の時も迎えに行くとじっと待ってるか自分から寄ってくるんですよね。
悔しいけどくうたにとってぽん父はリーダーらしいです。じゃあぽん母は？