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輸入車は早いもの勝ち?

2010年10月24日 | バイク

日本の二輪業界は今や斜陽産業と化してます。ニューモデルを発表して、その年間販売台数が800台とか1000台なんて、とても世界の4大二輪メーカーがする仕事とは思えません。

国内販売のモデルがこの状況ですから、輸入車の販売台数も推して知るべしで、それはそれは寂しいものです。

先日、某カワサキ正規代理店で聞いた話ですが、2009年に滋賀県でブライトが扱ったカワサキの輸入車の販売(登録)台数は、たったの2台だそうです。滋賀県が全国の1%と仮定すると、2009年には、カワサキの輸入車は200台しか売れなかった事になります。

今年はZ1000がよく売れてる様で、滋賀県の販売台数は2桁になるみたいですが。

売れ線のモデルはまあそんなところですが、問題はそこから少し外れた、はっきり言うと不人気モデルです。輸入会社は売れ残りを出すと大損になるので、確実に売り切れる量しか輸入しないのです。

たとえば、ブライト扱いのVersysは2009年には30台余りしか輸入されていません。

下の画像は2011年モデルです。

Sversys_2011_rd1280

カワサキの最低製造ロットは36台らしく、ブライトはこのモデルは1年で72台も売れないと見て、1ロットしかオーダーしなかったんですね。

生まれながらのレア車、マイナー車とも言えますね。1年に30台程しか市場に出ないバイク専用のアフターマーケット品なんて、もっと期待できないですよね。

でもこの様なモデルを狙ってる方は、品切れになると来年のモデルを待つしかなくなるので要注意です。来年も輸入されるかどうか知りませんが。

ヨーロッパやアメリカではそこそこ売れてるみたいなんですけどねぇ。

価格もリッターオーバーマシンに比べるとお手頃だし、いいカテゴリーだと思うんですが、日本人はどうしても大きい方に行っちゃうんでしょうね。

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コメント (2)
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