北海道ツーリングって、どこから1日目にしたらいいかビミョーです。
フェリーが23時50分発だったり、0時30分発だったりで、日付の計算がややこしいので、今後私は「北海道でツーリングを始めた日」を1日目と数える事にします。
2017年8月13日朝。天気は曇りです。
大きな雨雲は無いようですが、お日様は見えません。
昨夜の宿泊場所、小樽ゲストハウスハーベストを、朝7時に出発しました。他のライダーは、もう少しゆっくりの出発のようです。
下の写真の奥の方に、シャッター付きのガレージがあって、詰めればバイクを4台まで入れられます。早いもの勝ちなので、5番目以降の方は建物脇に駐輪となります。
ところで、今回の北海道ツーリングのテーマは、今まで行ったことの無い函館観光と、有名な道路の陰に隠れて、普通のライダーがあまり選択しない道を走ることです。
函館は、天気がどうであろうと、この日に行かなければ旅程上もう訪問できないので、腹をくくって走ることにしました。
雨雲レーダーでは、道央自動車道沿いに雨雲はありません。これは行けるかも…と思って走っていると、雨がポツポツ降り出して、デニムが湿ってきました。「やっぱりカッパ着なきゃ」と思って最寄りのPAに滑り込むと、雨は降ってるか降ってないか分からないくらいになったので、もう一つ先のPAまでノーカッパで走る賭けにでました。マスツーならあり得ないチャレンジですが、ソロツーなので気楽なものです。
途中擦れ違うライダーはカッパ着てるし、やっぱり雨は降ったり止んだり、変な天候です。
どうしようと悩みながら走っていたら、八雲PAが見えてきたので、ここに入って天気情報を収集することにしました。
ここはたまたま上下線施設共有型のPAだったので、函館方面から来たライダーから、天候を聞き取り調査しました。その結果「降ったり止んだりだけど、小雨」との事だったので、ノーカッパで頑張ることを決定しました。
因みにここで話を聞いたライダーはカップルで来てたんですが、太平洋フェリーも新日本海フェリーの新潟発も予約が取れなかったので、青函連絡フェリーの最終便を予約して、浜松から1000km走って来たそうです。強者でした。
さて、貴重な情報を仕入れた私は、ノーカッパでほとんど濡れること無く11時30分頃五稜郭に到着しました。
五稜郭タワーって意外と低いな…って下から見たときはそう思ったんですが、上から見たら違いました。
五稜郭がきれいに見えます。
展望台には、明治政府と旧幕府の戦いの歴史がパネル表示されていました。
展望台をうろうろしてエレベーターで2階に降りると、ちょうどお昼時だったので、しかもそこにカレー屋さんがあったので、昼食を摂りました。
カレー食べ終わってから気付いたんですが、ここはJAF会員証見せるとワンドリンクサービスのある店でした。惜しいことしました。オレンジジュース飲みたかった。
昼食の後は地上から五稜郭を見物しました。
奉行所跡(再建)です。
昔はもっといろいろ建物があったらしいですが、今は広い敷地に数棟の建物があるだけで、公園ですね。
ここまで見て、まだ時刻は午後1時前です。もう一カ所くらい見物できそうなので、トラピスト修道院に行ってみました。
晴れてたらいい景色なんでしょうけど…
きれいに手入れ管理されてますね。
トラピスト修道院を見物してバイクを止めた駐車場に戻ると、お父さんに連れられた5歳くらいの女の子が私のバイクを見て「わぁ、バイクだ格好いい」と声を上げてました。小さい子にそう言われるとなかなかまんざらでも有りません。でも、ライダーが格好いいとは一度も言われたことがありません。何でなんでしょう。
駐車場に戻ったのは午後2時前。明日は日本海側まで行きたいので、今日は内浦湾沿いに国道5号を北上して、適当なところでキャンプの予定です・
午後4時過ぎにオートリゾート八雲にたどり着いたので、ここでキャンプすることにしました。
受付の人に、「(料金高めですけど)ウチでいいですか?」と聞かれたんですが、これからキャンプ場を変えるのは大変なので「いいです」と返事しました。
ここはファミリー向けですね。バイクは私だけでした。
金額だけならもっと南の東大沼野営場でキャンプして、翌日高速の方が安かったですね。
続く。
ルートログ載せるの忘れてました。